アイコン 鹿島/銚子沖の着床式洋上風力発電完成

鹿島建設は27日、千葉県銚子沖約3kmの海上に建設を進めていた日本で初めての着床式洋上風力発電設備を完成させたと発表した。
この事業は、台風や地震などの日本の厳しい自然環境に適用できる洋上風力発電技術確立を目的とした独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)による洋上における風力発電の実証研究用。
洋上風力発電システムとして風車をNEDOと東京電力の共同事業で、洋上風況観測システムとして観測タワーをNEDOから委託を受けた東京電力と東京大学が実証研究を行っている。

鹿島は、東電の発注を受け、観測タワーと洋上風車の建設を担うとともに、東電から再委託で、風車基礎の研究開発を担っている。洋上は、障害物が無く、陸上より安定的に強い風力が得られ、発電効率が高いメリットがある。今後約2年間、風向きや風の強さと発電量の関係などの調査が進められる。

<工事概要>
 工事名:洋上風力発電システム建設工事、洋上風況観測システム建設工事
 発注者:東京電力
 設計者:風車 --- 鹿島建設、(株)小堀鐸二研究所、三菱重工業
     観測タワー -鹿島建設、小堀鐸二研究所、巴コーポレーション
 施工者:鹿島建設
 工事場所:千葉県銚子沖約3km
 工期:2010年12月~2013年1月
 工事概要:風車---海面からの高さ126m、ローター径92m、定格出力は2400  
kW(一般家庭1200戸分)
    風況観測タワー-海面からの高さ100mの鋼管トラス鉄塔、風向・風速計他各  
種観測装置装備

[ 2013年2月28日 ]
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