アイコン 北京に黄砂襲来 PM2.5の次はPM10 1000マイクログラム

環境問題より白猫黒猫を優先させ続け、白猫も今では真っ黒に汚れ、自然を破壊し続ける中国は、自然のしっぺ返しにあい、今や深刻な大気汚染にさいなまれている。
2月28日の北京は、濃霧の後に猛烈な黄砂に襲われ、空は灰色から黄土色に変わった。鼻と口を塞ぎながら歩く市民たち。「霧が去ったと思えば、今度は黄砂か」と肩を落としている。

当局の発表によれば、市内大半の地区で同日朝方には、健康被害が最も大きいとされる大気中の微小粒子状物質「PM2.5」は1立方メートル当たり400マイクログラムを超えた(日本の安全基準は35、外出控え70)。
一部地域では視界は500メートルしかなく、北京と天津、上海を結ぶ高速道路の北京エリアは一時閉鎖となった。
28日昼になると、内モンゴルからの風が吹き荒れ、濃霧が徐々に消え去ったのもつかの間、猛烈な黄砂が襲来。PM2.5より怖い、大きなPM10の汚染物質が1000マイクログラム前後まで上昇したとの情報もあるという。

中国内メディアの報道によると、28日、四川省東部、重慶市、陝西省南部、河南省南部、天津などの各地でも濃霧が発生、天津市では高速道路の閉鎖と航空便の欠航が相次いでいる。一党独裁の弊害ばかり生じている中国である。
PM10とは、空気動力学径10マイクロメートルにおいて捕集効率が50%(50%カットオフ粒径が10マイクロメートル)となる粒子であり、世界中で一般に用いられる定義。当然、PM2.5入る。
春の嵐が吹いたと全国ネットで報道されていたが、その中身は有害物質を含むPM10である。車が朝露で汚れるからご免被りたい。

[ 2013年3月 4日 ]
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