アイコン 名古屋大学病院/がん患者の手術を3年間放置 死亡

名古屋大学病院が、口の中のがんの疑いで手術を予定していた患者が、病院から手術の日程を伝え られないまま3年間放置され、痛みが出て再診手術したときには既に遅く、肺に転移して手遅れとなり患者が死亡していたことが判明。病院側はミスが治療の遅 れにつながったとして遺族に謝罪。本人にはグレーゾーンと伝えられていたという。

問題は、初期の口の中のがんの疑いを判定したカルテを病院側が紛失、初期の手術日程を組めないまま3年間も入院放置し、肺に転移させ死亡させたもの。
患者は、大きな大学病院だからといって依頼し過ぎは禁物である。

筆者の身内の高齢者も舌がんで大学病院に入院、放射線治療など行い半年余りで完治し退院したが、その半年後に倒れ、結果、肺に転移し手が付けられない状態と判明、亡くなった。舌がんは、耳鼻咽喉科が管轄し、完治し退院する時に他の部位への転移検査など頭に毛頭なかったのが大学病院の実情であった。がんは転移するものであり、がん患者は口であれ、どこであれ、病院全体が管理する必要があるが、そうした是正は今もって行われていない。セクショナリズムの悪癖か、特に大学病院は派閥やセクショナリズムが強すぎるようだ。

[ 2013年3月13日 ]
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