アイコン 風疹 感染者拡大続き危機的状況 1週間で460人、累計3,480人

妊娠中の女性が感染すると赤ちゃんに障害が出るおそれのある風疹は、感染拡大の勢いがさらに増している。
4月7日までの1週間の全国の患者数は460人に達した。
熱や発疹などの出る風疹は患者のせきやくしゃみを通じて広がり、妊娠中の女性が感染すると赤ちゃんの目や耳、それに心臓などに障害が出るおそれがある。

国立感染症研究所によると、全国の医療機関で新たに風疹と診断された患者は、4月7日までの1週間で460人に上り、3月下旬以降、感染拡大の勢いがさらに増していることが分かった。
都道府県別では、東京都が119人と突出して多くなっているが、大阪府でも93人に急増し、神奈川県が67人、兵庫県が42人、鹿児島県が19人など、流行は首都圏と関西を中心に全国に広がっている。

全国の患者数は今年に入ってから合わせて3480人に達し、今の方法で集計を始めて以降、最も大きな流行となった去年1年間の合計の1.5倍近くに上っている。
今年、診断を受けた患者の90%は、予防接種を受けていない人が多い20代以上の年齢層で占められている。
国立感染症研究所では、感染の拡大が防げない、危機的状況。流行の中心になっている20歳以上の男女は、自分に関係ないと思わず、今すぐ予防接種を受けてほしいと呼びかけている。

最近では、中国鳥インフルエンザに報道も少なくなっている風疹であるが、猛威を振るっている。それも子供を作る年頃の20歳以上(予防接種をしていない世代)の男性の被患率が異常に高く、結婚している20代・30代で予報接種を受けていない人は、異常のある子の出産にならないように必ず予防接種を受けるべきだ。
 

[ 2013年4月16日 ]
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