アイコン 香川県豊島の土壌汚染土 苅田町の三菱マテリアルで高熱処理 セメント材料に

瀬戸内海小豆島の西方に浮かぶ小さな豊島、昭和50年代後半か ら平成のはじめ頃まで全国でも最大規模の産業廃棄物の不法投棄が行われ、廃棄物と汚染された土壌は、合計90万トンを超えている。廃棄した産廃業者の豊島 総合観光開発(違反で兵庫県警が逮捕したのは1990年11月)に許可した香川県、産廃業者が逮捕され問題が表面化したものの香川県議会の民度は疑われる ものであった。

豊島の汚染土壌が25日、福岡県苅田町の三菱マテリアルの工場施設でも処理されることになり、搬入が始まった。

苅田港には、第1便となる約650トンの汚染土壌を積んだ船が到着、クレーンを使って荷揚げ作業が行われた。
三菱マテリアルでは、汚染土壌と石灰石などを混ぜ合わせたあと、1500度近い高温で焼き無害化、セメント材料として活用するという。

当工場では平成28年度までに7万トンの汚染土壌が処理される予定。

もう問題が表面化して何年になるのだろうか。

瀬戸内海の直島(香川県)で、豊島の汚染土壌は三菱マテリアルの旧精錬所跡地で処理されてきたが、膨大な量のため、処理が追い付かないのであろう。豊島の汚染土はその間も雨水などで瀬戸内海を汚し続け、完全処理されるまで海洋汚染は続くが、苅田町の三菱マテリアルが受け入れることから、少しは早く完全処理されることになる。

[ 2013年3月26日 ]
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