アイコン 「紫外線カット」「汗じみ防止」衣類用スプレーで中毒/国民生活センター

国民生活センターによると、昨年8月、衣類用スプレーを使った女性が呼吸困難になって入院し、原因はスプレーに含まれている樹脂成分を吸い込んだためとみられている。
「汗じみ防止」などの衣類用スプレーについて、フッ素樹脂などの成分が含まれていると、大量に吸い込んだ場合中毒症状を起こすおそれがあるとして、国民生活センターは使用する前に成分を確認するよう呼びかけている。

防水スプレーを対象とした安全確保の手引では、中毒の原因となるフッ素樹脂やシリコン樹脂などの成分を吸い込まないよう、対策をとることになっているが、衣類用スプレーなど防水が目的ではないスプレーは適用にならないという。

このため国民生活センターでは、衣類用スプレーによる事故を防ごうと、防水スプレーの手引に照らして「紫外線カット」「汗じみ防止」「静電気防止」のスプレーを詳しく調べた。
その結果、7つの製品のうち5つで事故を防ぐための目安を満たしていなかったほか、吸い込まないよう注意を促す表示も5つの製品で全くないか不十分だったいう。

国民生活センターでは、衣類用スプレーを使う際は、フッ素樹脂やシリコン樹脂が含まれているかあらかじめ成分を確認し、屋外で使うことや子どものそばでの使用を避けることなどを呼びかけている。

あったら便利という商品、人の健康あってのものだ。中国ではあるまいし。
 

[ 2013年4月 5日 ]
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