アイコン 波乱の24日の株式相場急降下 口軽黒田日銀総裁長期金利の対応策示さず  

前日の株価暴落を受け24日の株式市場は、アメリカ市場がそれほど日本の株価暴落(=原因となった5月の中国PMIの50割れ)に反応せず、小幅安で終わったことから、取引開始は247.77円高で始まり、9時15分には1万5千円を回復した。
そ の後も値を下げたものの午前中は400円高前後であった。しかし、12時50分頃から急落、口軽るの黒田日銀総裁が講演で、国債の長期金利問題に触れな かった情報がもたらされ、先物市場では失望した超大口先が先物を売り払い、一機にマイナス圏に突入、株式市場も先物安に連れ13時44分現在前日比 ▲468円08銭安の14,015円90銭前後まで大幅下落し、前日に引き続き暴落相場となっている。

口軽の黒田総裁が、前日の株価暴落後何もコメントせず、市場は完全に失望したものとなった。
これまでリスクが少ない日本国債に投資していた機関投資家が、株式市場の高騰に資金を株式市場にシフトしているため、国債の長期金利が上昇、連動する住宅ローンもすでに上昇しており、安倍首相は上昇を抑制する旨の答弁をしているものの、黒田総裁がなんらコメントしなかったことが嫌気された。今後の長期金利の上昇により、消費や設備投資の減退を招くものと見られ、市場に資金を垂れ流しても日本経済に暗雲が立ち込めるとして値を下げているものである。

所詮、業績相場を逸脱したアベノミクスでの思惑買いが主導した株式バブル相場、ここに来て、大きな試練の調整が入っている。
23日は前日比▲7.32%減の1,143円28銭安と暴落して、14,483円98銭で終えていた。

[ 2013年5月24日 ]
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