アイコン パワービルダーの飯田産業/4月決算 絶好調

パワービルダーの同社は4月決算について、日本経済は、株高や雇用情勢の改善等を受けての消費者マイ ンドの改善を背景に、サービスへの支出の増加や、自動車販売の落ち込みが一巡したことなどにより、耐久財の消費が伸長するなど、個人消費が好調となってお り、輸出にも持ち直しの傾向が見えてきたが、一方で企業部門は設備投資に慎重な姿勢をとっており、また個人の所得改善が進まないと景気回復の期待も冷え込 む可能性もあるなど、減速懸念もあり、先行きが不透明な面も残っている。

戸建分譲住宅業界は、住宅ローン金利の低位安定、資金調達環境の改善、消費税率の引き上げを見据えた駆け込み需要等を背景に、新設住宅着工戸数(分譲一戸建)は、平成24年8月を除いて前年実績を上回り、新築住宅の牽引役として、実績を上げてきた。
このような環境下、同社は、引き続き用地仕入の厳選、建設単価の抑制及び早期販売の徹底などを行うとともに、販売費及び一般管理費の節減にも努めてきた。
この結果、戸建分譲住宅は、販売棟数は4,854棟となり、売上高は1447億75百万円(前年同期比14.6%増)となった(一棟あたり2,982万円)。
分譲マンションは、販売戸数は97戸となり、売上高は37億37百万円(前年同期比▲23.3%減)となったとしている。
今期は消費税増税前の駆け込み需要を織り込んだのか2割増の売上高を予定している。すでに土地の手配も大方済んでいるものと思われる。

連結/百万円
売上高
営業利益
経常利益
当期利益
10年4月期
114,162
10,872
10,367
5,949
11年4月期
120,304
14,033
13,364
8,296
12年4月期
137,507
12,226
11,398
6,390
13年4月期
156,398
14,348
13,769
8,650
13年期/12年期比
113.7%
117.4%
120.8%
135.4%
14年4月期予想
187,700
18,700
17,600
11,000
14期予想/13期比
120.0%
130.3%
127.8%
127.2%
 
[ 2013年6月12日 ]
モバイル
モバイル向けURL http://n-seikei.jp/mobile/
スポンサード リンク

コメント

関連記事

  • この記事を見た人は以下も見ています
  •  
  • 同じカテゴリーの記事です。
  •   


PICK UP

↑トップへ

サイト内検索