アイコン ヤミ金業者の袖ケ浦市会議員逮捕事件 芋づるで200万人の名簿業者逮捕/千葉県警

千葉県警は12日、千葉県袖ケ浦市の市議会議員木村修平容疑者 (45)らが、ヤミ金融を営んでいたとして逮捕された事件で、木村議員らに利用者の情報を渡していたとして、警察は千葉市緑区の名簿業者、渡辺容疑者 (44)を、貸金業法違反のほう助の疑いで逮捕、約200万人分のデータを押収した。

渡辺容疑者は、5月当時袖ケ浦市議会議員だった木村容疑者らが、貸金業登録をしないまま、神奈川県の男性などに現金を貸し付けたとして逮捕された事件で、昨年3月から8月にかけて、金を借りていた6人の過去の消費者金融の利用履歴などについて情報を渡していたとして、貸金業法違反のほう助の疑いが持たれている。

県警は、渡辺容疑者の事務所から、パソコンなどに入った約200万人分の消費者金融の顧客データなどを押収した。
渡辺容疑者は、別の業者から顧客リストなどを買い、約90社からの照会に応じていたと、容疑を認めているという。
渡辺容疑者は、集めたデータをもとに消費者金融の延滞者などの名簿を自分で作り、月に5万円の料金で100人までの照会を受けつけていたという。

以前、サラ金のパソコンから大量の顧客情報が流出したことがあったが、何でもかんでも克明に記録されていた。
今は殆ど話題にならないシステム金融は、貸付情報を共有し、どこかがババァを引くまで貸し付けるやり方だった。業者は、超高利で貸し付けているため、5割焦げ付いても多くの利益を得ていた。また、融資相手が破綻しても、破産でもしない限り、その債権を取立屋に売却して取立屋が、厳しく取り立てていた。裏の話である。
 

[ 2013年6月13日 ]
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