アイコン 恐怖の周南市金峰 住民に避難呼びかけ 5人撲殺放火事件

山口県周南市で4つの住宅から5人の遺体が見つかった事件で、警察が住宅の焼け跡から見つかった3人の遺体を詳しく調べた結果、いずれも頭を殴られるなどして火事の前に殺害されたとみられることが分かった。
警察は事件のあと、行方が分からない63歳の男の自宅を23日も捜索するなど、捜査を進めている。
21日夜、山口県周南市金峰で2つの住宅が全焼し、焼け跡から男女3人の遺体が見つかったほか、22日、同じ地区の別の2つの住宅で、殺害された男女2人の遺体が見つかっている。

警察がこのうち、住宅の焼け跡から見つかった男女3人の遺体を詳しく調べた結果、いずれも頭を鈍器のようなもので複数回にわたって殴られ、火事の前に殺害されたとみられることが分かった。
 警察は、3人はそれぞれの住宅に住んでいた貞森誠さん(71)と妻の喜代子さん(72)、それに山本ミヤ子さん(79)とみて確認を急いでいる。

また、22日見つかった河村聡子さん(73)と石村文人さん(80)の遺体にも同じような手口で頭や顔などを何度も強く殴られた痕が見つかっている。

このうち河村さんは21日夜の火事で近所の人が集まった場にいて、午後11時すぎには、捜査員が無事を確認していた。その後、帰宅して22日未明に襲われたとみられる。

警察は火事があった住宅の隣に住み事件のあと行方が分からない63歳の男の自宅を23日も捜索するなど、一連の事件の関連について捜査を進めることにしている。

警察では、犯人の特定や行方がわからず、再度事件が引き起こされる可能性があるため、現場に近い2つの地区の19世帯34人について、安全を図るため市の交流施設に避難するよう呼びかけている。現在(23日朝)4世帯7人がこの施設に避難しているという。

20年前には考えられないような物騒で凶悪な事件が多発するようになってきた。

[ 2013年7月23日 ]
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