アイコン イグ・ノーベル賞 ハウス食品と帝京大学受賞

ノーベル賞のパロディー版として、ユニークな研究に贈られる「イグ・ノーベル賞」の授賞式が米ハーバード大学で行われ、たまねぎを切ると涙が出る原因となる酵素を突き止めたハウス食品などの研究グループが「化学賞」に選ばれた。
イグ・ノーベル賞を日本人が受賞するのは7年連続で、日本の独創的な研究に世界の注目が集まっている。

「イグ・ノーベル賞」は1991年にノーベル賞のパロディー版として創設されたもので、人々を笑わせ、そして考えさせる、ユニークな研究に贈られる世界的に権威ある賞。

ハーバード大学で12日、本年の授賞式が行われ、10の部門の受賞者が発表された。


<化学賞>
ハウス食品などの研究グループは、たまねぎに多く含まれているアミノ酸を反応させると、涙を誘う「催涙物質」が作られ、目を刺激し、涙が自然と出てくる仕組みになっている研究成果で受賞した。
授賞式では「これまでたまねぎに泣かされてきたすべての人々にこの賞を贈ります」と挨拶、会場から喝采を浴びた。

<医学賞>
帝京大学などの研究グループは、心臓移植をしたマウスにオペラの「椿姫」を聴かせたところ、モーツァルトなどの音楽を聴かせたマウスよりも拒絶反応が抑えられ生存期間が延びたという研究成果で、「医学賞」を受賞した。
研究グループが、マウスの着ぐるみを着て授賞式に現れ、「椿姫」の曲を歌うと会場から笑いが沸き起こった。

<安全工学賞>
アメリカの研究者は、旅客機のハイジャック犯を通路に仕掛けた穴に落として、パラシュートで外に放り出し、警察に突き出すという装置を開発、「安全工学賞」が贈られた。

[ 2013年9月13日 ]
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