アイコン 東日本大震災 大川小の悲劇  第三者委が児童にも責任と

東日本大震災で児童と教職員84人が死亡・行方不明となった石巻市大川小の第三者の事故 検証委員会(室崎益輝委員長)は20日、児童遺族や助かった児童らへの聞き取りを基に当日の学校の行動を初めて分析した「事実情報に関する取りまとめ案」 を公表し、校庭に避難した教職員や児童、住民に津波への危機感が薄かったとの見方を示した。遺族からは「証言が反映されていない」という批判が相次いでい る。

当委員会は、学校の状況について、2011年3月11日午後2時52分ごろに防災行政無線で大津波警報が出されたが、教職員は迎えに来た保護者に子どもを引き渡すなどしていて特に指示を出さなかったと指摘しているものの、児童たちは列を崩し雑談を始め「危機感のない様子だったようだ」と説明して、暗に児童側にも責任があるような分析を行っている。 
小学校の生徒に責任の一端を押し付けるような第三者委の分析は、世の中の常識を疑うとぼけた判断をなしているといえよう。

氏 名
室﨑 益輝 (ムロサキ ヨシテル)
生年月日
1944年8月21日
現 職
関西学院大学総合政策学部教授
 
神戸大学名誉教授
1971年3月
京都大学大学院工学研究科博士課程単位取得退学
1971年4月
京都大学工学部助手
1977年4月
神戸大学工学部講師
1980年2月
神戸大学工学部助教授
1987年10月
神戸大学工学部教授
1998年4月
神戸大学都市安全研究センター教授
2004年4月
独立行政法人消防研究所理事長
2006年4月
総務省消防庁消防大学校消防研究センター所長
2008年4月
関西学院大学総合政策学部教授
 
関西学院大学災害復興制度研究所所長
 
[ 2013年10月21日 ]
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