うれしい話 岩手大槻町の漁師へ横浜瀬谷区住民が漁船贈る 熊本天草の造船所で完成
東日本大震災による津波で多くの漁船が流されるなどの被害を受けた岩手県大槌町に贈られる漁船が天草市の造船所で完成し、進水式などが行われた。
この漁船は、岩手県大槌町の漁師と知り合った横浜市瀬谷区の住民有志が、募金で集めた資金や国からの補助金などを受けて天草市の造船所に製造を依頼していたもので、完成した船は長さ25メートル、重さ19トンで、定置網漁に使われる。
29日天草市の造船所で船の安全と豊漁を祈る神事が行われた。
このあと、漁船はゆっくりと進水し、色鮮やかな大漁旗をはためかせながら、試験航行を行った。
この漁船の漁労長を務める岩手県大槌町の小石道夫さん(61)は「募金してくれた皆さんには本当に感謝しています。津波で船が流され、修理しながら使っているが、支援を受けて完成した船で大漁を目指したい」と話していたという。
この漁船は来月1日天草を出港し、途中、横浜港に立ち寄って漁船を寄贈した人たちに披露されるなどしたあと、9月頃から始まる秋ザケ漁で本格的に使われる予定だという。
参照:NHK
何かうれしくなる話である。
[ 2013年5月30日 ]

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