アイコン 対馬海峡に面する慶尚南道で鳥インフルエンザ検出 人も家禽類も注意を

対馬海峡に面する韓国の慶尚南道は10月29日、梁山市の渡り鳥の渡来地で採取した鳥の排泄物2点から鳥インフルエンザ(AI)の陽性反応が出たため緊急防疫を実施していると発表した。
慶尚南道は、高病原性かどうかの判定のために農林畜産検疫本部に精密検査を依頼した。精密検査結果は来月1日以後に出るものとみられる。今年に入り韓国内で陽性反応が出たのは初めて。

慶尚南道は高病原性の鳥インフルエンザの発生に備えて機動防疫班を24時間の待機体制にし、発生地域では緊急消毒を実施し、近隣の養鶏農家には接近を禁ずる措置をとった。
 同地は、養鶏が盛んな一帯。
日本も渡り鳥が大陸から飛来する季節になってきており、鶏に感染する鳥インフルが九州や日本海側では、これまでも多く発生してきている。口蹄疫も含め充分な防疫体制が必要だ。

<人感染の鳥インフル>
浙江省(上海南部の省)衛生庁は10月15日、同省紹興市に住む劉さん(男35)の鳥インフルエンザ(H7N9亜型)感染を確認したと発表した。重症という。
劉さんは8日、田舎町の医療機関で診察を受けた後、浙江省疾病抑制センターで検査を受け、H7N9亜型の陽性反応が出た。現在、懸命な治療が行われている。
 感染が確認されたのは、8月10日の広東省の女性以来。
 

[ 2013年10月30日 ]
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