アイコン LIBORの不正操作 蘭ラボバンクに1000億円の罰金

英米オランダの金融監督当局は29日、オランダの大手銀行ラボバンクに対し、ロンドン銀行間取引金利(LIBOR)を不正に操作していたとして、総額約7億7千万ユーロ(1000億円)の罰金を科した。ラボバンクが同日発表した。

これまでにLIBORの不正操作で罰金処分された銀行は、
英バークレイズ銀行に対し6月に英米規制当局が4億5000万ドル(440億円)、
英RBS(ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド)に対し、本年2月英米当局が4億ポンド(約630億円)、
スイスのUBS銀行が、米英スイスの金融監督当局から昨年12月、14億スイスフラン(1500億円)の罰金支払いを命じられている。

LIBOR問題では、当局から20行あまりが取調べを受けており、今後もこうした制裁金支払い命令が課せられるものと思われる。

LIBORとは関係ないが、昨年12月には、英HSBCが米国でマネーロンダリング(資金洗浄)に絡み約19億ドル(1800億円)の制裁金を命じられている。

新自由主義経済とは、ルールなど規制するものを全部取っ払い、強者が強者になるための何でもありの強欲経済主義だ。

[ 2013年10月30日 ]
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