アイコン 10歳代前半の臓器提供 重症患者4人へ/大村市の国立病院

大村市にある国立病院機構長崎医療センターで7日、脳死と判定された10代前半の男の子から臓器を摘出する手術が行われ、心臓や肝臓などの摘出手術が終わった。
臓器は、移植する施設に運ばれ、待機中の患者に移植する手術が行われている。
大 村市にある国立病院機構長崎医療センターで、事故による低酸素脳症の治療を受けていた10代前半の男の子が、6日脳死と判定され、家族が承諾したため、臓 器移植が行われることになった。臓器の摘出手術は、7日朝早くから行われ、午前9時半ごろまでに、心臓や肝臓、すい臓、それに腎臓のすべての臓器の摘出が 終わり、それぞれの移植を行う施設の医師らのチームが運び出した。

1、 心臓は、午前9時ごろ岡山大学病院に到着し、拡張型心筋症という重い心臓病の10代の女性に移植する手術が行われた。
2、 肝臓は名古屋大学附属病院で40代の男性に、
3、 すい臓と片方の腎臓が大阪大学附属病院で40代の男性に、
4、 もう片方の腎臓が、長崎大学病院で40代の男性に、
それぞれ移植する手術が行われた。
肺の移植は医学的な理由で断念された。
3年前に改正臓器移植法が施行されて以降、15歳未満の子どもが脳死と判定され、臓器が提供されるのは4人目で、長崎県内では2人目となっている。
男の子のご両親は勇気あるお方だ。
 

[ 2013年12月 9日 ]
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