アイコン 厚労省/薬事法違反容疑でノバルティス告発へ/千葉大と名大は否定

厚生労働省は7日までに、 降圧剤ディオバンの臨床研究データ操作問題で、ディ オバンの販売促進活動に不正な論文を利用していたとして、スイスの世界大手の製薬会社ノバルティスの日本法人ノバルティスファーマを、誇大広告の薬事法違 反の疑いで8日に東京地検に告発する方針を固めた。
 ディオバンの販促活動に関わった同社関係者については個人を特定せず、被疑者不詳として告発対象に加える見通し。
同省によると、誇大広告容疑での刑事告発は前例がない。
 厚労省はこれまで、ノバルティスファーマ社や研究関係者を任意で調査してきた。ノバルティスファーマ社側は調査に対し、当然ながら、論文に不正があるとは認識していなかったと主張していた。
 臨床試験は、京都府立大・慈恵大・滋賀大・千葉大・名大それぞれの医学部教授らが担当、それぞれ、海外の学会誌にデタラメ捏造データによる臨床試験結果を発表していた。

京都大の病院の医師により、問題提起され、京都府立大・慈恵大・滋賀大では臨床データの捏造を認めたものの、高血圧学会の圧力があったのか千葉大と名大は認めていない。
 当該の5大学へは、表の金だけでも合計10数億円という破格の寄付金がノバルティスファーマ社から寄せられていた。

ノバルティスファーマは、捏造データに基づき、高血圧学会を巻き込み、医学部教授や医師など医療従者対象に学術誌掲載の捏造データ発表会の講演やシンポジウムなどの開催させ、その開催スポンサーとなっていた。その結果、あれよあれよという間に、今では単一薬剤として、年間千数百間億円を売上げる超大型薬品に仕立て上げ、これまでの販売高は1兆数千億円に上っている。

スイスの本社も日本子会社は良くぞここまでやってくれたとニヤニヤ笑っていたことだろう、ノバルティスは生き血も啜るハゲタカのスイスの世界大手製薬メーカーである。

また、日本の医療ほど、学閥で支配されている業界は世界中どこを見てもない。

[ 2014年1月 8日 ]
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