アイコン 仮説2/不明のマレーシア航空機を探せ 豪州説まで行けない

8日0時41分、クアラルンプール空港を北京へ向け飛び立つ
8日1時7分、エーカーズ停止
8日1時21分、トランスポンダ停止
8日1時30分、タイ湾で370便管制レーダーから消える(ナジブ首相談)
8日2時15分、マラッカ海峡北部ペナン島北西沖でマ軍のレーダーから消える(同談)
8日6時15分(頃)、モルディブ共和国クダフバドゥ島で目撃(その後ニュース途絶える)
         クダフバドゥ島/緯度2.669度、経度72.894度
         アッドゥ島方面へ南下して行ったとの証言
         マラッカ海峡からクダフバドゥ島まで4時間00分間
8日8時11分、エンジンの自動通信停止(通信完全停止) 

マラッカ海峡から消失までの時間は5時間56分(軍レーダー2時15分~8時11分)

速度:B777-200型機の巡航速度:900キロ/H(最高速度はほとんど変わらず)
   飛行距離:MAX5,400K ~ 4,500キロ

仮説1、クダフバドゥ島南下説:マ軍のレーダーから消えたペナン島北西沖のマラッカ海峡からクダフバドゥ島まで約2,800キロ、消えた時間2時15分、島で目撃されたのは6時15分、この間4時間00分間。
    時速700キロで到達する。(低空を飛んでいたとの島民証言により、空気抵抗もあり妥当な速度だろう)
    これ以降は前回記事参照
    
仮説2、豪州説=マラッカ海峡からアンダマン海ヘ抜けその後南下説
    2時15分軍レーダーから消えたペナン島北西沖のマラッカ海峡からアンダマン海ヘ30分間そのまま北西へ(欧州航路に合致)、アンダマン諸島の大ニコバル島あたりから南下した場合、2時45分に南下開始、エンジン停止8時11分として、約5時間26分南下し続けることになる。
    アンダマン諸島大ニコバル島:経度93.77380、緯度6.98220

<飛行継続時間:5時間26分>
<アンダマンから南限はMAX4900キロまで>

距離にして、4,900キロ(900×5時間26分)南下限となる。
     緯度は1度で111k
オーストラリア西南端より南へ200kの海洋域の緯度-37度までとなる。

しかし、豪首相発表地点は、パースから南西域2,500キロ地点は、緯度が-
40度付近となり飛行距離は5,200Kを超える。
微妙なところであるが、海流は常に西から東へ流れており、海流は、オーストラリア南端で北上するか、そのままオーストラリア大陸南を東へ、ニュージーランド方面へ流れ続けることになる。

<巡航速度800キロの場合>
飛行継続時間5時間26分として、南限は4350kまでとなる。
   緯度は-31度までとなり、豪パースの緯度と大体同じで、南西2500kというのには無理がある。
   また、中国が22日、22m×13mの物体を衛星写真で捉えたと報道しているが、豪首相が発表した地域より更に南西120キロ地点としており、海流がヘソを曲げない限り、豪首相発表物体は東へ行くことがあっても西へは行かない。
   
マラッカ海峡行方不明地点(ペナン島北西沖/仮説):経度96.81152×緯度7.30209
豪首相発表地:オーストラリア大陸南西端パースより、南西へ2,500kポイントの緯度-40度付近までは、アンダマン諸島大ニコバル島から約5,200キロの距離となる。巡航速度900K、時間にして5時間45分かかる。
現実には、飛行機は5時間26分飛び続けた。(10分間で150キロ)

豪州の衛星発見物は豪大陸南西部のパース南西2500kポイント
豪パース:緯度-31.97492、経度115.84533
オーストラリア南西端(オーガスタ):緯度-34.31796、経度115.15045
フランス領南方・南極域:緯度-49.42128、経度69.40887
パースから仏領南方・南極域島まで約4,300キロ。方位229度(南西)
2500キロはパースから仏領島へ至る仏領南方島寄りとなる。
海流は常に西から東へ流れている。オーストラリア大陸付近で、北上する流れと、大陸の南をそのまま東へ進む海流に分かれる。

やはり、前回記したように、クダフバドゥ島で目撃を信じ、モルディブ最南端のアッドウ飛行場の管制レーダーの記録を調べることが先だろう(クダフバドゥ~アッドウ間には小さなカアーデドウ空港やカドゥ空港などある・・・管制レーダーはあるだろう)。そのさらに先の南には大型機が発着可能な、米軍のガルーシャ空軍基地がある。

(中国が一方的に不明のマレーシア機は米軍のガルーシャ基地(Diego Garcia Airport)に着陸した可能性があると報道したため、米軍報道官は「そのようなことはない」と否定したが、そのほかのことは一切喋っていない)
前回記事では、ガルーシャ基地から南へ500kポイント/緯度-12.000 (インド洋)までが飛行限界地とした。-12度の緯度はオーストラリア大陸の北端よりやや上に位置する。
探しているのは、豪大陸の南西端から、更に南西2500kポイントの南インド洋。
もしも、豪州説により不明のマレーシア機が発見されたら、YUHOOが間違って・・し、えんやこら、緯度-40度付近まで曳航したか、テレポートしたのかもしれなくなる。

<エグイ話>
2013年6月27日、三井商戦のコンテナ船 “MOL COMFORT(エムオーエル コンフォート、三菱長崎造船製)”の船体は、北緯14度26分/東経66度26分付近の公海(水深約4,000メートル、パキスタンのカラチとインドムンバイ南700キロとの交差したインド寄りのアラビア海)にて沈没した。船体後半部には約1,700本のコンテナが積載されており、船体とともに海没したが、一部コンテナが付近を浮遊していることが確認されている。(ヤバイ物を積んでいたことから、日本ではほとんど報道されなかったとされる)
以上、コンテナの最大長は40フィート物で12m192mmであり、豪州・中国の衛星写真の物体は、コンテナがいくつかくっ付いていない限りコンテナの可能性はない。また、海が非常に荒れた南インド洋であり、コンテナがくっ付いた状態で浮遊し続ける可能性はない。ただ、ひっくり返った沈没船の可能性は残る。
 やはり飛行機だろうか??? 飛行可能距離や海流に棹を差してえんやこらか。なぜに。

不明のマレーシア航空機を探せ

[ 2014年3月24日 ]
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