アイコン 不明マレーシア航空機を探せ(2) 豪民間捜索機、木製パレット・ベルト多数発見 謎?

オーストラリア当局は23日、行方不明になっているマレーシア航空MH370便について、インド洋上空からの捜索で22日、貨物パレットとベルトまたはストラップとみられる物体が発見されたことを明らかにした。
発見したのは、捜索活動を支援していた民間機で、オーストラリア海洋安全局(AMSA)は「これまでの捜索で初めて目視された」物体だとしている。
 AMSAのマイク・バートン航空機運航調整官によると、貨物パレットは木製で、その周囲にも何らかの物が浮かんでおり、ベルトは色や長さがさまざまだったという。23日に捜索を行う軍用機4機と民間機4機は、目撃地点でこれらの物体の再発見に努めるという。
以上。

ただ、公開情報どおり8日8時11分にエンジン停止ならば、マ軍レーダーでマラッカ海峡から消えた直後から、B777-200型機の巡航速度900キロで、直接豪大陸パースから南西2500キロ地点へ飛ばない限り不可能である。
 マラッカ海峡:タイのプーケット島沖(マ軍)、ペナン島沖(マ首相)の発言があり、
1、軍レーダーから消え直後方向転換した地点(仮定):緯度6度000、経度98度000付近
2、豪州調査現地(仮定、パースから南西へ約2500k地点):緯度-44度000、経度90度000付近.
3、1と2の距離は約5,600キロある
マ軍レーダーから消えた時間:2時15分
 豪州調査現地=エンジン停止時間:8時11分
 マラッカ海峡からの飛行時間:5時間56分=約6時間
4、飛行距離=6時間×MAX900キロ(巡航速度)=5,400キロ
3と4との関係でいえば、ギリギリ、そのポイントに入ることになる。

ただ、南インド洋は、常に西から東へ強い風と海流(南インド海流と南極海流)が流れており、時間もエンジン停止から14日(今回発見日22日)経過しており、かなり東に流されていることになる。
14日×海流速度時速5キロ(不明なため仮定、速い黒潮で7.5キロ)×24時間=約1,700キロ(海流速度時速7kの場合は2,350kにもなる)
2,500キロ地点から1,700キロ東の豪州寄りに近づいていることになる。

今回の発見がパースから南西へ800キロ地点ならば当該飛行機の可能性が高いかもしれない。
しかし、平均時速800キロで飛んでいた場合(一直線に飛行しなかった場合も同じ)は、飛行時間から、豪州の調査地域まで飛行機は飛ぶことはできず、その前でエンジンストップ、その場合でも、1,700キロ東へ流されていると予想されることから、南インド海流に乗り、すでに豪州沖の西オーストラリア海流に乗り北上している可能性すら出てくる。

南インド海流(西オーストラリア海流・南赤道海流・アガラス海流・南インド海流の総称)は、赤道の南を時計と反対周りに回り、アフリカ・マダガスカル島に当たり南下、南極海流(常に西から東へ、緯度-40度~-50度付近)に当たって東へ、豪州にぶつかり北上して赤道へ至るを、繰り返している海流。
今回発見されたとしても誰かテレポートかワープさせたようでならない。
何故か、クダフバドゥ島の目撃情報もその後誰かに遮られるように一切報道されない。また、クダフバドゥ島の情報を打ち消すように豪首相が、いきなり豪議会で米国の民間衛星会社からの情報として、その会社の名前も明かさず、衛星写真を発表した。その結果、世界のマスコミが豪州南西2500kポイントに集中したままとなっている。

エンジンの通信は8時11分まであったものの、その間、まったく音信不通の当該飛行機が未確認飛行物体として飛行していたことになり、当該飛行機の情報を事前に持っていなかった場合、撃墜されてもまったくおかしくない。豪南西2500kポイントのさらに南西には仏領南方・南極領域の島々がある。
豪首相の当初の発表も米国政府筋から流されたと思われる。豪首相が軽々に民間会社からの提供衛星写真を裏付けもなく、それも議会でいきなり発表するとは到底考えられない。
日本も豪州説は信用度が高いとして、P3C哨戒機2機を豪州調査地域へ振り向けている。何か、情報を持っているのだろう。 23日の朝、豪州へ向かったがその時点では、上記情報は流れていない。豪州と中国の衛星写真の情報だけだ。
23日には仏も豪南西沖の当該不明機関係と思われる衛星写真を捜索担当の豪に提供したという。
南極海流域は常に海が荒れ、漂流物も多いことで知られている。
今回の捜索の民間機での目視確認では、木の箱(木製の物体多数)、ベルトが多数が見つかっている。(飛行機に今時、燃えやすい木製のパレットを多数積んでいるのだろうか???)
当該不明機が、意外とマ軍レーダーから消えてから、8時11分に発信不通になってからも飛び続けていたら、その限りではない。
 

[ 2014年3月24日 ]
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