アイコン マレーシア航空機を探せ(3) 米国防省の出番は無人潜水艦だけか・・・

不明のマレーシア航空機、マレーシア政府の要請を受け、米国防部のジョ ン・カービー国防部スポークスマンは24日、墜落したとされるインド洋南部海域に、無人潜水艇(AUV)等先端手中探査装備を機体残骸捜索に支援すると発 表した。無人潜水艇である「ブルーフィン-21」とブラックボックス(フライトレコーダー)位置追跡探査装置である「TPL」を、豪での捜索基地となって いるパースに送ったと明らかにした。
以上。

これまで、行方不明となったマレーシア機について、米軍は調査に関与したのだろうか。

当初、マレーシア航空がタイ湾上空でレーダーから機影が消え、連絡が途絶えたと発表、
その後、軍関係者が西へ旋回して戻る動きをしたと報道。その後、軍幹部、正式に否定。
マレーシア、ナジブ首相が、当該飛行機は、北へ向かっていたが西に旋回し、マラッカ海峡上空を飛行
、レーダー捕捉範囲を越え不明となったと発表した。(ここで、米政府筋からの情報も入っていたようだ)

中国、衛星写真で物体発見、後、間違いであった。

豪20日、首相が議会でパース南西2500k地の捜索担当域の衛星写真で2つの浮遊物体発見と証言。
     (報道では当衛星写真は米民間衛星会社から提供を受けたと報道されていた)
豪20日、豪海上保安局(AMSA)は、不明機と関係がある可能性のある2物体をインド洋で見つけたと発表して衛星画像を公開した。

中国22日、豪2500kポイント域の18日撮影の衛星写真で22.5×13.0mの物体を発見と
豪州22日、捜索区域で、捜索参加の民間機が貨物パレットとベルト又はストラップ様の物体発見と。
フランス23日、衛星写真でパース南西2300k地に浮遊物発見と
中国24日、捜索参加輸送機が当該地域で浮遊物発見 白い大きな物と小さな物多数と。
(ただ、高度1万メートルからの確認だという)
豪州24日、軍哨戒機が、パース南西2500kの捜索領域で2物体を新たに発見と。
灰色か緑の円形の物体とオレンジ色の長方形の物体。
マレーシア政府24日:次の項へ

<英国航空事故調査局、衛星追跡データから南インド洋と>
マレーシアのナジブ首相は24日夜、民間の衛星情報をもとに英国航空事故調査局(AAIB)が航跡を分析した結果、不明機の最終地点がオーストラリア西部パースの南西沖の南インド洋であると結論づけた。

これまで何故か米国防省筋の出番はない。軍事上の秘密は理解できるが、敵国の殺戮だけが使命ではあるまい。要請に応え、米国防省は無人潜水艇を派遣して協力するというが、不明機の航跡についてはこれまで沈黙を続けている。
米国の軍事衛星の解析により、とっくの昔にどこに落ちたか判明していると思うのだが・・・。
(偵察衛星KH-11ケナン:最高解像度は6インチ(約15cm)だ)

<不思議>
シリーズ(1)(2)で記載したとおり、不明機は2時15分にマラッカ海峡上空を飛行しており、エンジン通信停止の8時11分までの約6時間(6H×900k=5,400k)に、パース南西2,500k地点までは飛べない。また、海流の流れの関係で、当2,500kポイントからさらに東へ1,200k(18日撮影写真、海流速度時速5k×24H×10日間)の飛んだことになる。B777-200の巡航速度=最高時速900kとして不可能に近い。
マラッカ海峡上空からパース南西2,500kポイントまで5,600kある。1,200k東なら6,800k飛び続けたことになる。もう不可能だ。(・・・但し、これまでの情報では・)
誰かテレポート・トランスポートさせない限り不可能だ。

1、情報統制は誰がしているのか、英ロールスロイス社が把握しているエンジン状況通信データが8時11分までだったと15日にナジブ首相が発表した。13日にエーカーズとトランスポンダー(共にボーイング社)が、管制レーダーから消える前後して切れたと米ABCが報道した。8日に未明に行方不明になり、一大事というのに発表されるのが遅すぎる。
2、豪首相の20日発表で情報が打ち消され、19日AFPが報道し、その後まったく報道されなくなった8日6時15分頃目撃されたモルディブのクダフバドゥ島の上空を低空で飛ぶ大型飛行機はいったい何だったのだろうか。
3、誰が、マラッカ海峡から遠く離れた豪州大陸から南西へ2500kも離れた荒れ狂う海域の捜索を豪州に担当させたのだろうか?
例え不明機が見つかったとしても、納得のいく説明が欲しいものだ。ブラックボックスの内容も米国を介在させずにすべてオープンにすべきだ。
「桜満開・沈黙の春」

マレーシア航空機
 

[ 2014年3月26日 ]
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