アイコン ベトナム/反中デモ激化 禁止の中1万9千人 工場団地襲う

ベトナム戦争にかこつけ、南シナ海の西沙諸島を軍事占領した中国、領有権を主張 するベトナム。 中国はそこで海底油田の海上石油掘削施設の建設を開始、ベトナム政府は怒り、中止させようと軍船約20隻を送り込んだ。しかし、中国側は 石油掘削基地を外側約7キロのところで、約70隻の軍船を用いて囲み、先般から軍船同士が衝突を繰り返している。中国側は今では、当海上基地の外側約20 キロまで拡大させ衝突を繰り返しているものの、戦闘機も威嚇用に動員させている。

これに対して、ベトナムでは、禁止されている市民のデモが主要都市や工場団地で展開されている。ベトナム南部ビンズオン省の工業団地では14日、大規模な反中デモがあり、中国系を含む10以上の工場が放火された。地元メディアが14日報じている。デモには約1万9千人が参加したという。

 同工業団地では、工場労働者による反中デモも行われており、反中感情が激化しているとみられる。デモ隊の一部は台湾や韓国系の会社にも押し入った。
 
日系企業も流れ投石により窓ガラスが割れるなどの被害にあったり、従業員が仕事を放棄してデモに参加したりして、少しの影響を受けている。
 ジェトロでは、日系企業の工場に対し、中国系工場と間違われないように、日の丸の国旗を、工場入り口などに掲げるように指導している。
中国の覇権主義は留まるところを知らない。一方的に、東シナ海・南シナ海に九段線を引き、全部中国のものだと主張している。
一党独裁での中国経済開放路線は、世界の脅威になる軍事力を有するまでに至っている(宇宙空間で軍事衛星を打ち落とす能力も備えている)。
習は現実には、江沢民一派の細胞組織との抗争を繰り返しており、軍部を完全掌握するためにも、ベトナムと南沙で一戦を交える可能性もある。日本とフィリピンには、米軍との係わり合いがあり面倒なことになるが、ベトナムは今や軍事支援する国はない(過去、ベトナム戦争では、ソ連と中国が支援、中国とはベトナム戦直後、中国のベトナム侵攻により、それ以来、政治的には犬猿の仲となっている。ソ連は空中分解した。)

[ 2014年5月14日 ]
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