アイコン CYBERDYNEサイダーバイン エジソン賞受賞 ロボットスーツ

ロボットスーツ茨城県つくば市のベンチャー企業「CYBERDYNE」(茨城県つくば市学園南D25街区1、代表:山海嘉之氏、電話:029-869-8446)が開発したロボットを活用した脊髄損傷の治療が、革新的な技術や開発者に贈られるアメリカの「エジソン賞」の金賞を受賞した。
アメリカのマーケティング協会が27年前に創設した「エジソン賞」は、新製品やサービスの革新的な技術や開発者に毎年贈られ、約3000人の審査員の投票で決定する。

このロボットスーツは、脚に装着すると立ったり歩いたりする動作を補助し、装着した状態で歩行訓練を行うことで、脳の神経や筋肉の機能の改善が見込めるという。
ロボットスーツは、日本では医療機器として認められていないが、ヨーロッパでは昨年、医療機器の認証を受け、このうちドイツでは労災保険も適用され、すでに脊髄損傷の患者の治療などに使われている点が評価されたという。
CYBERDYNE社は、エジソン賞の受賞を契機に日本発の医療機器を世界規模で展開できるよう期待しているという。

[ 2014年5月15日 ]
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