アイコン また、14厚生年金基金106億円喪失/投資顧問プラザアセットマネジメント

投資運用業「プラザアセットマネジメント」(東京都港区西麻布三丁目21番20号、代表:文屋雅之、株主:プラザ・グループ(株)100%)に運用を任せた14厚生年金基金の106億円分の資産が失われていたことが20日、厚生労働省への取材で分かったと報じられている。

 金融庁は昨年7月、同社に対し、米国の生命保険証書を投資対象とするファンドの資金繰りが悪化しているのに、顧客に十分な説明をせずに投資一任契約を結んだとして、業務改善命令を出していた。

  厚労省によると、昨年3月末時点で14の厚年基金が、同社が扱う二つのファンドに計106億円を投資。厚労省が各基金に聞き取り調査した結果、資産価値がゼロになったことが判明したという。
以上、報道。

金融庁が検察と協力して、昨年7月時点で、「プラザアセットマネジメント」の運用資金を即凍結し、実態解明すべき案件だった。だが、実態は、縦割りでいつものインポ・不能状態のお役所仕事、陰金田虫まで巣食っている。この間も、役員らはでたらめの報酬を得ていたものと見られる。
AIJ投資顧問の巨額損失事件があったにもかかわらず、関係業者が許容する範囲の制度見直ししかせず、人様が老後のために積み立てている年金を預かり運用する法人に対して、金融当局は、厳しい運用規制は規制緩和に逆行すると腑抜けな改善を図っただけだった。 
今こそ、監査人報告付の四半期決算が制度的に求められる。
米流ネオコンで最悪の売国奴である竹中平蔵がハゲタカまでにも解禁した金融自由化の顛末が、1500億円ともいわれる損失を蒙り、多くの年金基金を破綻や苦境に陥らせたAIJ投資顧問事件を引き起こし、また、まったく同じ事件を起こさせている。
一度あることは二度あり三度あり。

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[ 2014年5月21日 ]
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