アイコン 3月の造船実績 竣工船41隻 受注43隻 生産指数98.4

国交省が発表した平成26年3月分の造船主要53工場の鋼船受注・建造実績は、受注43隻、145万6千G/T、起工24隻、85万9千G/T、しゅん工41隻、164万9千G/T、しゅん工船価1,697億円、生産指数(
平成22年(2010)=100)98.4であり、生産指数の前年同月比は、▲9.2%減であった。
うち、
国内船のしゅん工実績は、合計7隻、24万4千G/T、生産指数402.2であった。
内訳は、貨物船は3隻で、そのうち一般貨物船が1隻、鉱石専用船が1隻、ばら積船が1隻であった。客船は2隻であった。油送船はプロダクトキャリアが1隻であった。漁船は1隻であった。

輸出船のしゅん工実績は、合計34隻、140万5千G/T、生産指数83.2であった。
内訳は、貨物船は31隻で、そのうち一般貨物船が7隻(パナマ、キプロス等向け)、ばら積み船が13隻(パナマ、サウジアラビア等向け)、コンテナ船が2隻(マーシャル諸島、パナマ向け)、鉱石兼ばら積み船が8隻(パナマ、シンガポール等向け)、木材兼ばら積み船が1隻(パナマ向け)であった。油送船はLPG船が2隻(パナマ向け)、化学薬品船が1隻(マーシャル諸島向け)であった。
鋼船修繕実績は、126隻、工事金額179億円であった。

日本の造船業界は、海外からの造船受注が、韓国のウォン高などによる受注不振から少しだけ回復してきている。しかし、中国は、有り余る鉄鋼を武器に圧倒的な力を発揮してきている。中国はすべてにおいて節度というものがない存在しない化け物だ。

[ 2014年5月30日 ]
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