アイコン 大阪市/夢洲カジノリゾート地へ地下鉄延伸 総費用500億円カジノ会社に負担求める

 カジノを中心とする統合型リゾート(IR)の誘致を目指す大阪市が、候補地の人工島・夢洲(同市此花区)までの鉄路として、市営地下鉄中央線を延伸して既存の海底トンネルで結ぶ計画を最有力視していることが分かった。
市は「負の遺産の埋立地や海底トンネルを活用する最後の好機」と意気込み、総工費500億円される工費の大半をカジノ開発会社に負担させる方針。
大阪府と市は4月、2020東京五輪までにカジノリゾートの開業を目指す方針を決定した。
設置場所は空いている人工島の夢洲に限定、しかし交通アクセスで鉄道がなく、橋下徹市長が整備計画の検討を指示していた。
 大阪市はJR桜島線の延伸なども検討するが、中央線(長田−コスモスクエア、約18キロ)の延伸を最も有力視している。

その理由が、夢洲と対岸の住之江区・咲洲を結んでいる「夢咲トンネル」(約2.1キロ)の存在。
 市は大阪五輪の2008年開催を目指し、湾岸部を結ぶ地下鉄「北港テクノポート線」の整備を計画。国に要望して道路・鉄道共用の海底トンネルを建造したが、招致に失敗。道路用は2009年に開通したが、市が約290億円を負担した鉄道用は放置されてきた。
 市が検討する計画では、カジノ誘致が決まれば、中央線終点のコスモスクエア駅(住之江区)から夢咲トンネルを通じて延伸し、夢洲に新駅を設ける。実現すれば20分程度で市中心部と結べるという。今後、府とのカジノリゾート立地準備会議に鉄道整備の複数案を示して、詳細に検討する。
 しかし、線路整備など500億円規模と試算される工費負担について、海外のカジノリゾート事業者の間では意見が分かれている。「インフラに使う予算を準備している」と前向きな事業者もいるが、別の事業者は「鉄道は我々のビジネスではない。考えていない」と否定している事業者もいる。
 総投資額3000億円~5000億円ともいわれるカジノリゾート施設、人工島の面積も限られ進出は競争となり500億円をケチるカジノリゾート会社はいないだろう。
以上、報道参照

[ 2014年6月18日 ]
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