韓国カジノ業界(1) 2014年第一四半期決算 中国客特需続く
中国人観光客の増加に伴い、韓国カジノ業界は今年に入り「中国客特需」に沸いている。
業界によると、
1、パラダイスカジノの1~3月期決算は、売上高が1,705億5000万ウォン(約170億円)で前年同期比17.7%増加した。当期純利益は473億ウォン(約47億円)で同71.8%増となった。
ウォーカーヒル、済州グランド、仁川の3店舗で、中国人VIP客のドロップ額(プレーヤーがゲームに使った合計金額)が同37.9%増加し、全体をけん引した。
ただ、個別消費税賦課、人件費や固定費の増加に伴い営業利益は同▲8.8%減の320億ウォン(約32億円)だった。
2、セブンラックカジノを運営するグランドコリアレジャーも1~3月期の売上高が同5.5%増の1,391億ウォン(約139億円)、営業利益が同14.9%の471億ウォン(47億円)だった。
やはり中国人客のドロップ額が同20%増加し、好業績につながった。
3、江原ランド(韓国人も利用できるカジノを運営する複合型リゾート施設)にも多くの中国人観光客が訪れた。1~3月期の営業利益は1,376億ウォン(約137億円)で同16.3%増、売上高は3,733億ウォン(約373億円)で同9.1%増となった。
業界関係者は、今後も多くの中国人観光客が訪韓すると予想され好調が続くとの見通しを示した。
以上、聨合ニュースより
韓国カジノの2014年第一四半期の決算・業績(1~3月) /億ウォン
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売上高
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前年比
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営業利益
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前年比
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当期利益
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前年比
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江原ランド
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3,733
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9.1%
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1,376
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16.3%
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パラダイスカジノ
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1,705
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17.7%
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320
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-8.8%
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473
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71.8%
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セブンラックカジノ
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1,391
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5.5%
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471
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14.9%
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・ 日本円換算は1ウォン=約0.1円。
・ 第一四半期には、韓国・中国の大型連休の春節(旧正月)が入っている。
・ 中国では9月~10月にも中秋節+国慶節の大型連休がある。
・ 前年比は前年同期比
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日本のカジノは、マカオ・ラスベガス型の巨大カジノになるのか、韓国型になるのか。済州島では中国資本による巨大リゾート施設の開発が許可されている。しかし、カジノ施設の有無については今のところ隠蔽されている。
[ 2014年8月 9日 ]
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