アイコン 中国粉ミルク 今だ約4割が不合格 実質日本製ボイコット続く

中国の国家食品薬品監管総局は乳幼児用粉ミルクの品質向上対策として、国内メーカーの生産許可について再審査し、5月30日、改めて生産を認められたメーカー、82社のリストを発表したと新華社が伝えた。
審査に合格できなかったなどの理由で許可を得られなかった企業51社は、生産を停止する。

中国では2008年、国産メーカー、三鹿集団の粉ミルクに有毒物質のメラミンが混入されていた事件が大きく報じられ、国民の間で粉ミルクの品質への懸念が拡大。そのため香港などで海外製のミルクを買い占めたり、海外から取り寄せたりする人が増え、各地で品不足を引き起こすなど、中国の粉ミルクをめぐる混乱は長引いた。
こうした中、中国当局は国産品や国内で販売される商品について信頼回復に向けた取り組みを加速させている。
今回の生産許可の再審査に加え、5月初めには中国への輸入を認める海外メーカーのリストを発表した。

<これまでの経緯>
メラミン粉末を赤ちゃんが飲む粉ミルクを増量させるために入れ、人間と到底思えないことを平気でやる中国の粉ミルクメーカー、多くの赤ちゃんが死亡したり障害を起こした。
そうした多くの問題が中国製粉ミルクに発生して、反日暴動が発生するまでは非常に人気が高かった日本製の粉ミルクは、その後は当局からイチャモンを付け続けられ、実質ボイコット状態が続いている。
この間、欧米や豪州の大手粉ミルクメーカーは、日本製が当局により実質除外されたことから、わが世の春を満喫、調子に乗り、海外で販売されている価格より大幅に高い価格で売っていたことが判明、中国当局からきついお叱りを受け、巨額罰金と大幅な価格引下げを行った。
中国は高級乗用車や医薬品など、海外メーカーと国内の販売会社が結託して、暴利をむさぼる構造が定着している。ただ、最近になり医薬品と粉ミルクは摘発されている。
 

[ 2014年6月 2日 ]
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