アイコン Appleが iPhoneにバックドア 個人情報米諜報機関に筒抜け 中国問題は棚に上げ

アメリカのニューヨークで開催されたハッカーの ためのイベントHackers On Planet Earth(HOPE/X)の中で、科学捜査官やハッカーとして活躍するJonathan Zdziarski氏が、iPhoneやiPadなどに搭載されているiOSにはユーザー監視用のバックドアが存在することを発見した、と発表した。

Zdziarski 氏によると、Appleはバックアップ暗号化用のバイパスを利用して端末内のパーソナルデータにアクセスできるようなバックドアを設けており、これらは 「米司法当局のために、エンドユーザーの端末内のデータにAppleがアクセスできるようにするための措置」であるとのこと。
また、このバックドアはiOSのファームウェアの一部として故意に追加されたものである、ともZdziarski氏は指摘しているという。
Zdziarski 氏は、NSAとAppleの協力関係を非難しているのではないとしながらも、これらのバックドアを利用してNSAが潜在ターゲットの情報収集を行ってい る、こういう事実は問題であると語っており、Appleがこのバックドアに関する詳細な情報開示と説明を行うべきであると語っている。

これまで、アメリカは、中国の華為技術(Huawei)と中興通訊(ZTE)製のルーターなどに仕込まれたバックドア問題ばかり取り上げ、米公共機関から締め出しを行ってきた。しかし、今やアップル製品は、逆に中国で大量に販売されるようになっている。
これでは、アメリカの2枚舌といわざるを得ない。華為技術との中国軍部との関係やハッカー拠点上海の61398部隊ばかり取り上げていた。
しかし、スノーデン暴露で一瞬にして沈静化、しかし、最近再び、アメリカは中国に対してこうした問題を取り上げ始めていた。そこでもまた、ドイツ首脳陣への公私の盗聴含むスパイ行為がドイツで問題となり、在ドイツ大使館のアメリカの武官が盟友のドイツから追放処分を受けていた。米は大使館に対してなどはどこの国でもやっていると開き直りの発言もしていたが、国連・メルケル首相など各国首脳要人に対して盗聴・メール閲覧などのスパイ行為をやっていたことが判明している。

日本の場合、iPhoneやiPadの個人情報はすべて、米諜報機関が取得し、同機関経由で日本の諜報機関や公安へ個人情報が流されていることになる。
アップルが率先して諜報機関に個人情報を筒抜けさす協力行為を行っていた事実が判明したことは重大である。

[ 2014年7月22日 ]
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