アイコン 異法国中国 フィリピン南沙諸島に何ヶ所も海軍施設建設か 既成事実着々 無能な国連

韓国人の国連事務総長を誕生させたアメリカ、国連がまったく機能しなくなったことを良いことにアメリカは、口先介入だけは今でも健在のようであるが、実態は中国の台頭の前に小国アメリカに変貌を遂げている。

中国とフィリピンなどが領有権を争っている南シナ海の南沙諸島で、中国が複数の浅瀬の埋め立てを拡大、大がかりな建設工事を進めていることが分かり、フィリピン軍は、中国が港や滑走路など軍事施設の建設に着手した可能性があるとみて警戒を強めている。
フィリピン軍は、7月中旬、航空機を使って南沙諸島(英語名でスプラトリー諸島)の偵察活動を行った。
その結果、ジョンソン礁では、浅瀬の埋め立てが拡大し、護岸のようなもので囲われた陸地の上に細長い建物が建てられているほか、クレーン車などの重機が複数持ち込まれている様子が確認できる。

フィリピン政府は、少なくとも一昨年からジョンソン礁で建造物の工事が始まったことを把握していたが、今年2月に撮影された写真と比べると、急速に建設工事が進んでいるという。また、近隣のチグア礁にも一時的な居住施設とみられる建物や複数のミキサー車、それに大量の砂が運び込まれているのが確認できる。

こうした動きは、同じ南沙諸島のクアテロン礁とガベン礁でも確認され、このうちガベン礁では、白い砂による埋め立てが進んでいるほか、すぐ脇の海底が四角く、浚渫され、水深が深くなった場所にタンカーのような大型の船が停泊している。

こうしたことから、フィリピン軍は、中国が南沙諸島の複数の埋め立て地で軍港や滑走路、それにレーダー施設などの軍事施設の建設に着手した可能性があるとみて、警戒を強めている。

 国際法を無視した中国の九段線内(南シナ海からシンガポール沖まで)の実効支配は、着々と進められている。これは当地で戦争でも生じない限り、実効支配への国際批判はアジア・アメリカに限られ、国連がまったく機能しない中、既成事実を積み上げることで、中国は支配地域の拡大を図っている。
 
アメリカの新自由主義ハゲタカ経済に翻弄された欧州経済はその崩壊により、今や中国によって経済は維持されており、ウクライナのように口を挟むことなどその余地すら有していない。ウクライナに見るロシアへの経済制裁を中国へ行使しようものなら、中国からの逆制裁で欧州は即刻ギブアップすることになる(欧州は、中国による日本に対する経済制裁を学習させられ恐怖している)。
 
こうした世界経済の力関係を最大限利用して、中国の南シナ海実効支配は着々と進んでいる。それに加え、欧米主導で動いたアラブの春はアラブ・アフリカを混沌の中に陥れている現実もある。

 アメリカは、自国利益に直接利益をもたらさないアジアの海など、もはや興味を示しておらず、中国がなすがままとなっている。今の中国は、アメリカの口先介入などまったく意に介していない。

 世界の経済支配の構図が変わる中、政治における力関係も大きく変貌を遂げている。こうした中、幾許かの期待を寄せたい国連は、アメリカのオバマが、勲章だけが大好きな無能な韓国人を事務総長にしたばかりに、機能不全状態に陥っている。
 
潘基文国連事務総長は8月26日「日本政府と政治指導者は自らを深く顧みて、国際的な未来を見通すビジョンを持つことが必要だ」と述べ、日本政府を批判したニュースが流れていた。
 国際社会から見れば、一触即発の戦争になる危険性など存在しない日韓問題など枝葉末節なことだ。世界政治において、一番大事なこの時期に、大局を見れない形骸化した国連など必要があるのだろうか。特に事務総長が、潘基文になってからは、その名が世界政治の舞台に登場することすらほとんどなくなっている。
 潘基文は、何で今、韓国へ里帰りしているのだろうか、脳味噌を疑いたくもなる。次期韓国大統領候補とも看做されていることにあるようだが・・・。

[ 2014年8月28日 ]
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