アイコン おばあさんたちが売春する韓国  将来の日本は大丈夫か

韓国の経済と日本の経済は似たところがある。両国とも一生懸命アメリカに追随し、ハゲタカ のアメリカに、開放路線をとり続けている。両国ともなんと非正規雇用の若い労働者が多いことか。年金を支える若い労働者は、低賃金ゆえに納付年金・健康保 険料は減り続け、おまけに低賃金ゆえに少子化を助長させる始末。お先真っ暗というのが、両国に共通した少子高齢化のうねりである。
 
英国の公共放送BBCが6月9日、インターネット版ニュースで「性を売る韓国のおばあさんたち」と題し、いわゆる「バッカスおばさん」の日常生活を報じたと韓国紙が6月29日報じている。
「貯金も年金もなく、頼る家族も一切いない。彼女たちは自分の土地に住みながらも、目に見えない異邦人と化してしまった」
 「バッカスおばさん」とは、高齢の男性を相手に滋養強壮剤と共に性を売る女性のことだ(バッカスは滋養強壮剤の商品名)。
 この記事では、ソウル地下鉄の鍾路3街駅の階段で滋養強壮剤を売るキムさん(71)を取材し、韓国の高齢者の貧困問題について報じた。
こ の周辺で滋養強壮剤を売っている女性は約400人。滋養強壮剤の販売だけでは1日に5000ウォン(約500円)を儲けるのがやっとだという。キムさんは 「一部の人々は滋養強壮剤以外にも売っている。私にも男たちが近づいてきて(売春を)提案されるが、私はいつも断っている」と答えた。

BBCは(鍾路3街駅近くの)宗廟公園が高齢者たちの隠密な売買春の場所となっていると報じた。ここで出会った男性のキムさん(81)は「ここで友人と一杯飲み、女性たちにも出会う。女性たちと寝るためには2万~3万ウォン(約2000-3000円)掛かるが、親しくなれば安くしてくれることもある」と話した。 
また、別の男性は「酒を飲んで金をそっと渡せば事が始まる。男たちは年を取っても取らなくても、性的な魅力があってもなくても女性との関係を持ちたがる」と話した。
 
BBCは、高齢者の貧困と売買春が韓国社会の変化による現象とみて「韓国のお年寄りたちは経済成功の犠牲者」と報じた。韓国の高齢者世代は一生懸命に働き、経済的奇跡を起こし、次の世代のため惜しまず投資した。「儒教社会で成功した子どもが最高の老後年金だった」というのだ。
 しかし、激しい競争社会に変わってしまった韓国で、子どもたちは親の世代を扶養する能力に欠けている。キムさんは「子どもに頼るのはばかだ。私たちの世代は親の言葉によく従ったものだが、高等教育を受けた子どもたちは私たちの言葉を聞かない」と話した。また、他の女性は「金もなく、子どもも手伝ってくれない。子どもたちも自分たちの老後に備えなければならない」と話した。
 BBCは、韓国の最新の携帯電話を宣伝する看板の前を通るお年寄りの写真を掲載した。最先端の製品を作って経済的な成功を収めたものの、高齢者の貧困問題は解決できない韓国社会の現実を物語る場面としてこの写真を選択したようだ。
 最後に「韓国の高齢者たちにとって食事代は高く、性は安い。どんな代価を支払ったとしても、人間のぬくもりを感じるのは簡単ではない」と報じた。
 以上。

 アメリカの新自由主義経済に追随した欧州は、いまだリーマン・ショックの後片付けを翻弄され続け、リーマン・ショックの本家のアメリカはさっさと経済を回復させている。ハゲタカたちに唯一意見してきた欧州勢がこの有様で、アメリカのハゲタカ経済がもはや世界の標準になろうとしている。
 日本も、上記のようなバッカスおばさんたちがいつ出現するかわからない状態になりつつある。
それにしても、韓国では、若い女性からお年寄りのおばあさんまで売春とは・・・、とっくの昔に儒教の精神をハゲタカに食い尽くされてしまったようだ。
韓国の政治家やマスコミが、国の内外の問題を何でもかんでも日本のせいにして、国民の不満をそらすことに専念し、いくらそれが自己満足的に成功したとしても、こうした現実の問題は歴然と存在したままであることをいい加減気づき、国民の安全安心、昔のいい頃の親と子の関係に戻って欲しいものだ。

[ 2014年7月 1日 ]
モバイル
モバイル向けURL http://n-seikei.jp/mobile/
スポンサード リンク

コメント

関連記事

  • この記事を見た人は以下も見ています
  •  
  • 同じカテゴリーの記事です。
  •   


PICK UP

↑トップへ

サイト内検索