アイコン 田辺三菱製薬のC型肝炎治療薬「テラビック」で事故

2011年に田辺三菱製薬から発売されたC型肝炎の治療薬「テラビック」(一般名テラプレビル)を服用した患者のうち、約23%に肝不全や全身の皮膚炎などの重い副作用が出て、15人が死亡していたことが判明した。
 同社によると、死亡例の多くが、対象外としていた重度の肝硬変や肝臓がんの患者への処方だった。処方後、発疹など副作用の兆候を医師が見逃していた疑いのある例もあった。同社は「適正に処方するよう、医療機関に十分に情報提供していた」として、処方ミスを指摘している。
 以上。

国の医薬品行政はどうなっているのだろうか。
 こうした問題の窓口は、厚生労働省又は傘下の独立行政法人医薬品医療機器総合機構であるが、医療機関に対し、適切な処置の伝達やチェック体制をとっているのだろうか。
 最近は厚労省・大学病院・医学会・医薬品業界の癒着により、臨床研究などでそのデタラメぶりが表面化しているが・・・。
 厚労省などの天下りが、こうしたデタラメな動きを助長している。厚労省の高級官僚の天下りは、天下ったら数千万円の年報酬×3年超は保障されたようなものだ。当然、見返りがあるから、医薬品業界も受け入れている。許認可や規制に対しては、天下りが、次の天下り者=官僚と話し合い取り仕切られている。天下りがある限り、こうした問題はいつまでたっても生じる。天下り全領域で撲滅を。

[ 2014年7月26日 ]
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