アイコン 東大分子細胞生物学研究所の加藤茂明教授 1/4の論文が改ざんデータだった

 東京大分子細胞生物学研究所の加藤茂明元教授らが発表した論文に不適切な画像データが使われていた問題で、東大は1日、一部の論文について加藤氏ら計4人がデータの捏造、改ざんなどの不正に関与したとする調査報告を発表した。
 調査報告によると、骨ができる仕組みやホルモンが作用する仕組みに関する研究など、これまで16年間に発表された計165本の論文を調べた結果、画像の合成や使い回しなどの不正が判明。
43論文について、「画像の反転・複製」など改ざん25ヶ所、「画像の合成」など捏造26ヶ所などを指摘した。
 他の3人は、柳沢純元助教授、北川浩史元特任講師、武山健一元准教授。4人はいずれも既に東大を辞めている。東大は、調査を続ける。

報告によると、加藤氏自らがデータの捏造、改ざんをした事実は確認できなかったが、不正を隠すために実験ノートの捏造、改ざんを指示した。また加藤氏が日常的に強圧的な指導をしていたことが不正の背景にあると指摘した。
 東大の教授たちの驕りが、16年間に渡り、不正論文として把握もできない自浄作用のない東大を露見させている。東大とノバルティスとの関係でもわかるとおり、逆に企業にその権威だけを利用されている。
 今や東大は、「痩せた豚になるよりは、太ったソクラテスになれ」とのご指摘どおり、太ったソクラテスだらけで厄介な世界の害虫となっている。
驕れる者は久しからず。

[ 2014年8月 1日 ]
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