アイコン 口蹄疫 釜山北西90キロの高霊郡でも発生

韓国南東部の慶尚北道高霊郡(釜山北東約90キロ地点)は7月28日、口蹄疫(こうていえき)への感染が疑われていた農場の豚について、精密検査の結果、陽性反応が確認されたと発表した。
同道では24日、義城郡(釜山北北東約140キロ)の養豚場で口蹄疫の発生が確認されたばかりで、感染拡大が懸念される。
 検出された口蹄疫ウイルスはO型。
 同農場では豚約30頭のひづめが剥がれ出血するなど、口蹄疫とみられる症状が見つかっていた。

豚舎9棟で2015頭が飼育されており、このうち3棟で症状が確認された。当局はこの3棟の30頭から焼却処分を進める方針。
 周辺の農家でも多数の家畜が飼育されており、感染拡大防止に向け当局は防疫や消毒など対応を強化している。
 同農場では今年5月末から6月初めにかけて、子豚650頭と母豚225頭に対し口蹄疫の予防接種を行っていたことも分かった。
 
 韓国では今回の3年3ヶ月ぶりの発生に、国際獣疫事務局(OIE)からやっと「ワクチン接種清浄国」の再指定を受けていたものの2ヶ月で失った。農林畜産食品部は、「ワクチン接種清浄国」より一段上の「口蹄疫ワクチン非接種清浄国」への指定を目標に中長期計画を立てて推進すると明らかにしていた。
 国策でゴチャゴチャ目標立てても、空から舞い降りる鳥たちにより感染する口蹄疫、ワクチン接種をするなら何故、全頭させていなかったのだろうか。お粗末農林畜産食品部君としか言いようがない。

 日本へは、通常の渡り鳥が渡ってくる季節ではないが、いろいろな鳥も人もおり、万全な注意が必要だ。
 

[ 2014年7月29日 ]
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