アイコン 韓国 若者の7月失業率8.9% 過去最悪更新

韓国統計庁が13日発表した雇用動向によると、7月の失業率は前年同月より0.3ポイント悪化した3.4%だった。
青年(15~29歳)の失業率は、同0.6ポイント悪化の8.9%。経済活動参加率が3ヶ月連続で過去最高記録を更新するなど就職活動者が増えており、失業率も悪化しているとみられる。
韓国の失業率は、食い繋ぎの超短期のアルバイトをすれば就業者扱いとなり、実態は8.9%どころではない。
それでも5月の就業者数は2,597万9千人で、前年同月から50万5千人増加している。ただ、就職者の増加数を年齢別にみると、50代以上が38万2千人(占有率75.6%)、20代・30代は10万人(占有率19.8%)しか増加していない。

韓国の連合ニュースは、今年5月、実質的な失業者が政府統計の3.1倍の316万人に上り、失業率についても、統計庁の数値は3.9%だったが、実質的失業率は11.1%に上昇する」と報じているほど、実態との乖離がある。
若者の失業率の高さが、時間を持て余す若者のネット族が、反日批判の急先鋒になっている可能性もある。
韓国の大手財閥企業は国内投資より、中国やベトナム・インドネシアなどへ大規模工場進出しており、国内の若者の失業率は高まるばかりとなっている。それに加え、非正規雇用者率が日本よりさらに高く、企業の業績不振からリストラにかかっている若者も多く、就職難が続いている。また、ウォン高にあり、大手企業の海外工場進出はさらに増すのは必然、若者の失業率の改善は先が見えてこない。

[ 2014年8月14日 ]
モバイル
モバイル向けURL http://n-seikei.jp/mobile/
スポンサード リンク

コメント

関連記事

  • この記事を見た人は以下も見ています
  •  
  • 同じカテゴリーの記事です。
  •   


PICK UP

↑トップへ

サイト内検索