アイコン エボラ出血熱と宗主国 

今や、エボラの感染拡大は宗主国云々するレベルでは遠になくなっている。しかし、利権も求め続ける関係に変わりはなく、一 定の感染拡大の防御責任は持とう。何故なら、能無し国連がリーダーシップをまったく果たさない。WHOは国連の一機関に過ぎず、国連を動かすのは事務総長 の役割なのだが・・・。

ギニア 宗主国はフランス
1958年独立、農業国だったが、鉱業国にボーキサイト、ダイアモンド、金などを主産業としている。米国が食指を伸ばし、米国からの投資には政府保証が付く。
2008年末にクーデター政権、現在、2010年に設立された国家暫定評議会 (CNT) が暫定立法機関が運営している。

リベリア  実質アメリカが宗主国
1847年にアメリカ合衆国で解放された黒人奴隷によって建国された国。アメリカとの関係深い。
リベリアは、隣国シエラレオネとは姉妹国的な存在だったが、リベリア国民愛国戦線(NPFL)がシエラレオネ内戦の原因である革命統一戦線 (RUF) を支持していた為、 関係が悪化していた。2003年に再び内戦が起こった時、NPFLのテーラー大統領に対して、ついにアメリカが圧力を加え、小規模で軍事介入、テーラー大統領逃亡、その後は西アフリカ諸国経済共同体加盟国によって設立された多国籍軍部隊(ECOMOG)に任せ、内戦は終結した。テーラー大統領はナイジェリアに亡命したが、ナイジェリアで拘束され、国際刑事裁判所(ハーグ)で有罪判決受ける。

シエラレオネ  実質イギリスが宗主国
1808年にイギリスの植民地となり、イギリスの奴隷制から解放された黒人たちの移住地となった、後々の1961年独立している。

西アフリカは、西欧に近く、西欧人によって奴隷狩り地となり、欧州やアメリカへ奴隷として売り飛ばされていた。

<エボラと欧米>
アメリカが、国連・WHOより必死になっているのは、最大の感染国であるリベリアとの関係が深いことにあるといえる。ただ、ギニアは元フランス領の植民地であり、もっと積極的に関与すべきだろうが、相手がエボラだけにへっぴり腰になっているようだ。植民地化していた国は、常に宗主国として、人道(利権)を目的にことさら介入するのであるが・・・・。
ただ、エボラウイルスがここまで拡散され、拡大し続けていることから、世界各国が共同防衛防疫するときに至っている。ただ、拡散が止まっているナイジェリアは別として、シエラレオネ、リベリア、ギニアの3ヶ国への民間機の乗り入れは制限すべき時に至っているようでならない。
エボラ出欠熱は、ウイルスに感染しても最長20日間発症しなければ、世界中に蔓延する可能性が高すぎる。
国連が、勲章だけが大好きな事務総長であり、まったく世界のリーダーの役目を果たしていない。それもこれも米国のオバマが、・国系アメリカ人の票が欲しく、・国に対してゴマ擂ったことに起因している。オバマは票欲しさに、世銀総裁も経済学者でもない・国系アメリカ人の医師を仕立て同じように失敗している。
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[ 2014年10月20日 ]
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