アイコン インドネシアへ巡視船供与へ マラッカ海峡の海賊対策

政府はインドネシアの海賊対策を支援するため、同国に巡視船を供与する方向で調整に入った。日本政府関係者が17日、明らかにしたと報道されている。
安倍晋三首相が、来年前半に見込まれるジョコ・ウィドド大統領来日時に表明する見通し。
東南アジアでの海賊事件の発生件数は国際的に見て多い。日本船も被害に遭っており、インド洋と太平洋を結ぶ海上交通路の安全強化は不可欠と判断した。
政府は2006年にもインドネシアへの巡視船供与を決め、新造船3隻を提供した。今回も新造船になるとみられる。

供与は同国の要請を受けた措置。海洋進出を活発化させる中国をけん制する狙いもある。
なお、海賊事件は、2013年はインドネシアが106件と8割近くを占め,次いでマレーシア9件,マラッカ・シンガポール海峡10件,フィリピン3件となっている。東南アジアの海賊は、ソマリア沖のような巨額身代金目的ではなく、積荷強奪が目的となっている。マラッカ海峡は、日本の原油・LNGの重要運搬航路。

 

[ 2014年12月18日 ]
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