アイコン 消費者物価指数18ヶ月連続上昇

総務省が26日発表した11月の全国の消費者物価指数は、生鮮食品を除いた指数が前年同月比2.7%上昇し、18ヶ月連続の上昇となった。
モノやサービスの値動きを示す11月の全国の消費者物価指数は、天候による変動の大きい生鮮食品を除いて、平成22年を100とした指数で103.4となり、前年同月を2.7%上回って18ヶ月連続の上昇。
日銀の試算では、消費税率の引き上げで、全国の消費者物価指数は2%程度押し上げられるとされ、今回これを当てはめた場合、増税分を除いた上昇率は0.7%程度とみられる。
一方、12月の東京都区部での消費者物価指数の速報値は、生鮮食品を除いた指数が前年同月を2.3%上回り、20ヶ月連続の上昇となっている。

<全国>

1、総合指数は、2010年(平成22年)を100として103.2
 前月比は0.4%の下落  前年同月比は2.4%の上昇
2、生鮮食品を除く総合指数は103.4
 前月比は0.2%の下落  前年同月比は2.7%の上昇
3、食料(酒類を除く)及びエネルギーを除く総合指数は100.8
 前月比は0.2%の下落  前年同月比は2.1%の上昇

前月比で下落しているのはデフレ圧力が強まっている可能性もあり注視する必要がある。
1月からは超円安による原材料価格上昇から、大手食品メーカーを中心に何千品目も値上げが予定されている。
超円安を演じた日銀黒田丸は楽観視し過ぎだろう。ここまでくれば自らの考えを政権とともにゴリ押しするのは、危険水域に入っている可能性をある。
 

[ 2014年12月26日 ]
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