11月の完全失業率は3.5%の低水準 逼迫状態続く
総務省の労働力調査によると11月の完全失業率は3.5%となり、先月から0.1ポイント改善して9月と同水準となった。
就業者数・雇用者数
就業者数は6,371万人、前年同月と同数
雇用者数は5,637万人、前年同月比18万人増
完全失業者は219万人、前年同月比30万人減少。54ヶ月連続減少
完全失業率(季節調整値)は3.5%、前月と同率
完全失業率
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年平均
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月次(季節調整値)
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2011年
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12年
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13年
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14年8月
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9月
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10月
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11月
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<4.6%>
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4.3%
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4.0%
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3.5%
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3.6%
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3.5%
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3.5%
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少子化が進み、労働力人口が減少しているということだろう。当指数はハローワークで把握されている失業者であり、就業をあきらめている人は含まれない。
完全失業率の改善は、消費が低迷する中でも賃金上昇圧力となっている。
[ 2014年12月26日 ]
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