アイコン VW排ガス不正 米司法省 「Bosch(ボッシュ)」を調査

スポンサード リンク

VW排ガス不正問題、米司法省が、自動車部品の世界最大手・独のボッシュを調査中と判明したと報道されている。

司法省連邦検事は、VW排ガス不正問題をボッシュが認識、もしくは関与していたかどうかを調べている。ただ、調査は初期段階にあり、ボッシュの不正行為が確認された兆候はないという。
ボッシュは、不正が確認されたVWブランドの6モデルとアウディの1モデルに搭載されたディーゼルエンジンの主要部品を製造していた。

ボッシュは不正プログラムを作成し、VWに対して車両試験用として提供していた。

しかし、ボッシュが、車両検査で使用される屋内ローラー試験では、排ガス触媒装置が働き、道路走行では触媒装置が働かなくなる不正プログラム(エンジン制御ECUのソフトトウエアの中に「defeat device(排出ガス処理システムの無効化プログラム」)を作成する必要がどうしてあったのか、VWが作製したのならば理解もできるが七不思議である。

VWのTDI(ディーゼル車)やTSI(ガソリン車)のダウンサイジングエンジンは、以前からあったエンジンであるが、低燃費の発想に転換したのはVWとボッシュの共同作業。同社の燃料噴射ポンプ・加給器(ターボチャージャーやスーパーチャージャー)・EGRなどがなければ実現できなかった。
また、その機器を販売することでボッシュは莫大な利益を上げてきた。

1120_03.jpg

ボッシュ (Bosch Limited) は自動車部品メーカー世界最大手(売上高6兆7千億円)。
主な製品は、燃料噴射ポンプ、スパークプラグをはじめ、ノズル、ノズルホルダー、エレメント、デリバリーバルブ、フィルター、フィルターインサート、グロープラグ、スターターモーター、オルタネーター、ワイパーなど多種。その他、水圧・気圧機器や電動工具および付属品の製造も手掛ける。
 

[ 2015年11月20日 ]
スポンサード リンク

 

コメントをどうぞ

関連記事

  • この記事を見た人は以下も見ています
  •  
  • 同じカテゴリーの記事です。
  •   
スポンサード リンク
 
JCNET注目記事!
PR いま建設業界の求人が急増中、当サイトおすすめのワークポートが便利です。


PICK UP


PICK UP - 倒産

↑トップへ