アイコン JR東海・有害物質報告せず リニア路線での調査で基準超え鉛や総水銀

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JR東海が2014年までの2年間に行ったリニア中央新幹線建設工事の事前 調査で、地下水や土壌から国の環境基準値を超える鉛や総水銀などが検出されていたにも関わらず、JRが岐阜県への報告を知らぬ振りして22日まで怠ってい たことが分かった。岐阜県は、JR東海に対して厳重に注意するとともに、再発防止を求めた。

2012年~2014年にかけて行われたリニア中央新幹線の建設工事事前調査の結果、中津川市山口や多治見市北丘町の地下水1リットルあたりから国の環境基準値を超える鉛や総水銀が検出されるなど東濃地域の計6ヶ所で環境基準を超える有害物質が検出されていた。

岐阜県の要綱では、地下水で有害物質が確認さされば、事業者は県に報告することを求めているが、JR東海側はこの要綱を「知らなかった」と回答したという。

このため、岐阜県ではJR東海に対し、厳重に注意するとともに、報告が遅くなった理由や今後の再発防止策を報告するよう求めた。
岐阜県では今後、6ヶ所の地域で井戸水を調査することにしていて、結果が出るまでは飲用を控えるよう呼びかけている。

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[ 2016年2月23日 ]

 

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