アイコン 2015年九州の訪日客 7割増の277万人

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九州運輸局が15日発表した2015年に九州から入国した外国人数(速報値)は、前年の7割増の277万7千人となり、過去最高だった。
中国からクルーズ船で訪れる外国人が増えており、クルーズ客だけでも前年の2.7倍の73万2千人が入国した。
 12月分の統計にはクルーズ客が含まれておらず、通年の確報値はさらに増える。
 短時間上陸して船内で宿泊するクルーズ客は、入国審査が特例で簡略化されている。
そのため、クルーズ客を除いた1~11月の訪日外国人をみると、9割超が韓国・台湾・中国などアジア地域からの訪日客だった。  

韓国が最も多い109万2千人(前年同期比42.0%増)で、台湾の25万9千人(同31.9%増)、中国の18万3千人(同42.4%増)と続いた。

12月までの2015年の船舶以外の累計訪日客数は2,045,094人、11月までの船舶訪日客数は731,554人、12月の船舶客数(集計中)を除いた暫定合計数は前年比69.6増の2,776,648人。

 バブル崩壊後不良債権処理の平成10年代には、韓国から大勢の観光客が九州へ訪れていた。別府温泉などの温泉地へは韓国のおばさんたちが大挙して押し寄せた。破綻した本間ゴルフから高級ゴルフ場の阿蘇高森GCを5億6千万円で購入したのも韓国企業だった。しかし、その後は韓国からの観光客も減少の一途、それも反日キャンペーン問題にも至った。
 そうした中でも、対馬へは小型フェリーにより韓国観光客が耐えなかった。
アベノミクスによる超円安の進行下、韓国の反日キャンペーンにうんざりした韓国民は再び九州へ大勢訪れている。最近は特にLCC活用の若い客も目立っている。

 九州を代表する福岡の高島市長も、韓国は大好きなようでいろいろな誘客方策を講じているが、中国はチャライ市長にとって敷居が高過ぎるのか、なかなか打ち解けて訪問できないでいる。その結果が出ているようだ。
 鹿児島県知事も以前、中国からの観光客減対策に職員を大量派遣するなどの努力も、今では歳も取り、なかなか実を結ばせることができないようだ。

2015年の九州への外国人入国者は過去最高

 

2015年11月の国別訪日客数 /九州運輸局
船舶観光上陸を含まない
2015年
11月
伸率
1~11月
伸率
総数
 
 
 
 
韓国
114,013
39.5
1,091,989
42.0
中国
15,157
8.4
183,141
42.4
台湾
27,299
37.8
258,721
31.9
香港
14,796
53.8
125,654
71.8
タイ
5,806
-10.1
53,711
45.7
シンガポール
2,108
23.6
12,455
20.2
マレーシア
910
66.1
5,467
16.8
インドネシア
304
-39.1
3,919
-4.2
フィリピン
1,172
21.5
13,911
21.9
ベトナム
941
69.2
11,933
58.6
インド
168
26.3
2,050
33.4
米国
1,943
22.8
21,331
-26.8
カナダ
803
47.1
8,243
21.8
オーストラリア
562
17.8
10,027
-1.5
英国
1,045
35.5
11,749
5.7
フランス
235
28.4
3,146
25.1
ドイツ
235
29.1
3,193
2.5
オランダ
276
22.1
3,657
27.2
ロシア
63
43.2
877
-25.2
その他
1,650
 
24,035
 
    計
189,486
33.8
1,849,209
39.0
船舶上陸者数
70,797
325.0
731,554
281.8
総計
260,283
64.4
2,580,793
69.6

 

[ 2016年2月17日 ]
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