スーパーのフジ、子会社のフジ・トラベルで13億円過大計上発覚
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四国最大のスーパーチェーン店のフジ(東証一部)は2月22日、子会社のフジ・トラベル・サービスで、不適切な会計処理が行われていた可能性があると発表した。
フジ・トラベルにおいて、今後の経営戦略の検討を行うため同社が財務諸表分析を行う中で、貸借対照表の一部の勘定科目において計上額が過大ではないかとの疑念が生じ、親会社であるフジに対して、調査協力の要請があり、調査を行っていた。
調査の結果、2005年から2010年の間、旅行前払金などの残高に相違があり、2015年12月末日現在の帳簿残高とあるべきと考えられる金額との間に約16億円の差異が生じていることが判明した。
旅行前払金を約13億円過大計上し、営業未払金を約3億円過小計上している可能性があるという。
そのほか、顧客未収金等の残高に相違があり、2015年12月末日現在の帳簿残高とあるべきと考えられる金額との間に約1億円の差異が生じているという。
今後、弁護士、税理士などによる調査委員会を設置し、3月下旬を目途に、フジに対して報告書を提出する予定。
フジ・トラベルは、調査委員会の調査の結果、不適切な会計処理と確認された金額を2016年2月期において、適切に処理する予定。
社名
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株式会社フジ・トラベル・サービス
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代表者
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代表取締役社長 辻 英信
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本社所在地
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愛媛県松山市宮西一丁目5番10号
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設立
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昭和59年10月15日
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資本金
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2億円
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事業所数
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本社、中国本部、35営業所、1事務所
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事業内容
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総合旅行業 旅行業登録番号 観光庁長官登録旅行業第895号
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年間取扱高
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168億円(2015年2月)
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従業員数
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233名(2015年2月)
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[ 2016年2月23日 ]
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