アイコン タクシー業界、消費不況でも、燃料激安でも下げぬ日本のタクシーは高過ぎ

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国交省は、訪日外国人の観光需要や高齢者などの日常生活需要喚起、これに伴う生産性の向上を図る観点から東京地区でタクシー初乗り運賃見直しの実証実験を実施する。

<初乗り運賃の見直しに係る実証実験>
○目的
 平成28年度において、初乗り運賃の短縮・引下げを試験的に導入し、タクシーによる短距離移動の潜在需要の顕在化等の効果を検証する。
○内容
 地域:東京地区において、地域又は乗り場を限定して実施
 時期:平成28年7月~8月の約2ヶ月間
 運賃:初乗り運賃460円(1.16km) ※現行初乗り運賃に比べ▲37%減

【公定幅運賃の設定方法の見直し内容】
 見直し地域:下限割れ事業者が存在する地域(11地域)
11地域:札幌、青森、名古屋、知多、大津、湖南、京都、大阪、神戸、徳島、福岡
 上限運賃:現状の運賃を据置き
 下限運賃:下限割れ事業者の経営実態も考慮しながら引下げを検討。
 見直し時期:平成28年夏頃

燃料費が大幅に下がっても下がらぬタクシー運賃、過去の規制緩和でタクシー台数は大幅増、消費不況で乗車客は減少、タクシー業界は生活できぬと運賃値上げを繰り返す。
国交省運輸局とタクシー業界(=各地のタクシー協会)はいつもネンゴロ状態、(燃費も下がっており)価格を下げるどころか上げている。不況下、タクシーの乗車効率を上げるため、料金を下げる必要があるのではなかろうか。

東南・東アジア訪日客も、日本のタクシーの価格の高さには驚き、注意が必要と観光客向けネットに掲載している。
(福岡では、今時、料金値上げを強引に進める国交省の陸運局が裁判で敗訴している。)

<韓国では・・・>ウーバー白タクどころか白バス登場
「ウーバータクシー」のバスバージョンとして注目を集めている「コールバス」が、違法を巡る議論に巻き込まれている。
コールバスとは、深夜にスマートフォンのアプリケーション(アプリ)を通じて、目的地と搭乗時間を入力すれば、同じ経路の乗客を集めて運行する交通サービス。
しかし、韓国では、コールバスを管理監督できる法令がなく、適法性を巡る議論が起きている。
ソウル市は、コールバスが旅客自動車運輸事業法に触れるかどうかの判断を要請する内容の公文を最近、国土交通部(国土部)に送っている。
違法交通手段となっているコールバスの営業を取り締まるべきだというタクシー運転手の苦情が殺到したことを受け、国土部に適法性判断を依頼したもの。
今月初めに登場したコールバスは、タクシーを拾うのが難しい午後10時から午前4時まで運行される。現在は無料でモデル運行している。
予定通り、来月正式にサービスが開始されれば、最初の4キロまでは基本料金が2000ウォン(約200円)、その後は1キロごとに600ウォンを払えば利用できる。タクシー料金の半分程度。
そのため、深夜にはほとんどタクシーを拾えないソウル江南駅などで、コールバスを求める乗客が増えている。

<韓国ソウルの物価は東京より高い>タクシー料金は半額
英国のエコノミスト傘下の経済分析機関「エコノミストインテリジェンスユニット(EIU)」が3月10日発表した「全世界の生活費(WCL)に関する報告書」の中で、ソウルは、昨年の調査対象133都市のうち、8位タイだった。
EIUは、「この10年間、最も物価の高い都市に選ばれてきた東京や大阪などの日本の複数の都市はこの数年間、順位が下がっているのに、5年前の調査で36位だったソウルは10以内に入った」と明らかにした。
ソウルは133都市のうち、食料品費が最も高く、衣類価格も最上位圏内に入った。アジア都市の中では、シンガポールが3年連続でトップ、香港は昨年、ソウルと9位タイから2位タイに跳ね上がった。
5年前の調査で、最も物価の高い都市に選ばれた東京は、中国上海と共に11位に止まった。
 

[ 2016年3月15日 ]
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