菊水化学工業の常務追起訴される 塗料技術流出事件
スポンサード リンク
菊水化学工業株式会社は30日、常務取締役の橘佳樹が不正競争防止法違反の疑いで、追起訴されたと発表した。
同社は、今後も司法の公正な判断に委ねるべく司法手続に必要な協力をしていくとしている。
以上、
名古屋地検は3月8日、日本ペイントホールディングスの製品データ流出事件で、菊水化学工業の常務、橘佳樹容疑者(62)を不正競争防止法違反(営業秘密開示)罪で起訴した。
起訴状によると、橘被告は日本ペイントHDのグループ会社に勤務していた2013年1月ごろ、建築用塗料「水性ケンエース」の設計データを複製。不正の利益を得る目的で、同4月ごろ、菊水化学工業の社員にデータを伝えたとされる。
橘被告は2013年3月、グループ会社を退職し、同4月に菊水化学工業に移った。菊水化学工業は同7月、建築用塗料「K's水系ファインエース」を発売。日本ペイントHDは昨年7月、両社の製品が酷似しているとして県警に告訴していた。
スポンサード リンク
[ 2016年3月31日 ]
コメントをどうぞ