アイコン 事務局長2億円超使い込み発覚 千葉県干潟土地改良区  商品先物取引失敗

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千葉県旭市にある千葉県干潟土地改良区(千葉県旭市鎌数2445−1)の事務局長(57歳)が、改良区で管理していた1億9000万円を使い込んでいたことが分かり、改良区は被害を調査して処分することにしている。また、県警にも相談している。

土地改良区によると、事務局長は、改良区を構成する万力支区が、同改良区に預けた土地の売却益約1億9000万円を使い込んでいたという。
万力支区の役員が、昨年11月ごろ、預けている金額の詳細を見せるよう同改良区に要求。事務局長はその後、「銀行の証書」と説明する書類を提示したが、利子の金額が従来の説明と辻褄が合わず発覚したという。実際は数百万円しか残っていなかったという。
それに加え、改良区の職員の退職基金など7つある基金の中にも減っていたものがあるという。

改良区の調査に対し事務局長は、使い込みを認め、「先物取引で穴を開けてしまい、改良区や支区のお金に手を出してしまった」と話しているという。
改良区は、さらに被害を調査したうえで、事務局長の処分を決めることにしている。
事務局長は、平成8年から経理課長や会計課長など改良区の会計を20年にわたり担当していたという。

改良区の鍬田智宏次長は「1人で長く会計を担当していたため発覚が遅れた。会計担当を複数にし、数年で変えるなど体制を見直し、再発防止に努めたい」と話している。
以上、報道など

任っ放しの内部牽制制度の欠片もない末端の公共機関の出来事。人の金だから、痛くも痒くもない公共組織の上層部のようである。
・・・こうした機関は一定の条件を満たした税理士や公認会計士による法人監査を義務付けなければ、一向になくならない。国でも同じこと、氷山の一角を会計検査院が調べているだけであり、都合よく運営するため、煙たいところがなければならないのが政府や自治体という組織なのだろう。
千葉県干潟土地改良区の場合は、問題が発覚した以上、上層部は全員、懲戒処分の辞任だろう。事務局長一人の責任ではない。

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[ 2016年5月10日 ]

 

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