アイコン 最大の損失は信用の毀損 三菱自不正データ▲191億円特損計上 

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三菱自動車は25日、燃費不正問題を決算の後発事象として16年3月期連結決算を修正し▲191億円の特別損失を計上したと発表した。その結果、最終利益はこれまでの890億円から725億円に減額された。

16 年3月期の決算で見る限り、▲191億円の特損を計上したところで大した問題ではないが、17年3月期の決算は、ユーザーとの間の信用という信頼関係を会 社自らが損なっており、その影響は計り知れない。頭を捧げたところで信用回復するものでもなく、日産の傘下に入ったとしても三菱自の面汚しをした経営陣の 責任は甚大である。

昨秋、SUVの開発が遅れたとして開発担当の2部長の首を切ったと報道されていた。現場にすべての責任を負わす経営陣の体質こそ、三菱自のこん日を物語っている。経営陣・執行役員の一掃が望まれよう。

実質親会社の三菱重工も、長崎造船所で建造した大型コンテナ船(MOL号・係争中)がインド洋で真二つに折れ、沈没するという事件を発生させ、現在も受注した客船(2隻で1隻引渡し済)の設計や仕様ミスなどから大幅に納期遅れが生じ、客船代の2倍の費用をかけ建造している(2期にわたり巨額特損発生)。
一事が万事、こうしたゴタゴタ続きなのが、三菱重工・三菱自動車の現実でもある。
三菱自のリコール隠しの2000年問題から、同社は早期再建を図るため開発部隊を経費削減から減らし、優秀な頭脳も流出、そのツケが今日に影響しているといえる。三菱重工も同じだろう。

現在の利益第一主義で責任を部下に転嫁する経営陣は、歴史ある三菱自動車を実質潰した張本人としてスリーダイヤの三菱の歴史に刻まれよう。

中国の検索最大手・百度(バイドゥ)のロビン・リー(李彦宏)CEO曰く、
「顧客の信頼を失えば、たった30日で破産するだろう」。

ファーウェイ(華為)のレン・ジョンフェイ(任正非)CEO曰く、
「利益よりも、目標達成のため努力する」、上場すれば株主から利益ばかり求められるようになるとし、上場しない姿勢を続けている。
 

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[ 2016年5月26日 ]

 

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