アイコン サンリオ ベトナムにテーマパーク建設へ 地元企業とタイアップ 情けない経営陣・・・

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 サンリオグループのサンリオウェーブ香港とベトナムのゴルフリゾート運営などを手掛ける地場BRGグループは、このほど、サンリオのキャラクターを用いた屋内型テーマパーク「ハローキティ・パーク」をハノイに建設する提携覚書を締結した。
2018年第4四半期(10〜12月)の開業を目指すという。
 BRGによると、国際ブランドのテーマパークはベトナムで初という。今後両社はキャラクター使用のライセンス契約を結んだ上で、BRGが建設を進める計画。
屋内型の同パークでは、「ハローキティ」のほか、「マイメロディ」「ポムポムプリン」「シナモロール」「けろけろけろっぴ」などのキャラクターを用いた施設にするという。

 サンリオによると、BRGの経営者が、東京都多摩市にあるテーマパーク「サンリオピューロランド」を訪れたことがきっかけで計画が進んだという。

サンリオが、キャラクターのライセンスを付与して建設されたテーマパークは、アジアでマレーシアと中国にある。
サンリオは、サンリオキャラクターはアジアでとりわけ人気が高く、ベトナムでもさらに人気が高まることに期待しているとしている。
2016年3月期のサンリオの売上高は、724億円、営業利益は126億円、純利益は96億円。
サンリオキャラクターは、
ハローキティ、マイメロディ、リトルツインスターズ、ポムポムプリン、ハミングモント、シナモロール、ザラナバウツ、シンカイゾク、きりみちゃん、ぐでたま、リルリルフェアリル

同社の売上高は、ここ何年もほとんど変わっていない。
自己資本率も50%はクリアしているものの、愚のコッチョの自己株式を買い続けており、利益を蓄積して自己資本率を高めるどころか、自己資本率を悪化させ続けている。
売上高を何年も伸ばせない経営者は、株主対策に自己株式を購入することで逃げているようだ。そんな対応ゆえに、欧州で大幅に売上高を落とし、景気好調な北米でも大きく落としている。円高では今期も欧米での売上高は望めようがない。アジアを除き、クールジャパンの勢いを享受さえできていない。
もはや、現経営者は早期に退陣した方が会社のためになると見られる。

 

2016年3月期の地域別売上高(百万円)
地域別
売上高
前期比
売上構成
日本
49,959
6.6%
68.9%
欧州
5,616
-3.5%
7.7%
北米
5,933
-34.0%
8.2%
南米
1,270
-32.6%
1.8%
アジア
9,698
17.7%
13.4%
合計
72,478
-2.8%
100.0%
売上高構成(億円)
物販売上高
429
4.4%
59.2%
ロイヤリティ
295
-11.6%
40.8%
合計
724
-2.8%
100.0%

 

[ 2016年10月28日 ]
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