アイコン サンリオ DeNAのMERYとの共同企画中止 MERYも非公開に 全10サイト

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大手が儲かるとしてキュレーション事業に大勢参入、なかでもDeNAは9つもサイトを作り、事業再構築の中核にしようと試みたが、安直に儲けようとして問題を起こし、全サイトが非公開に追い込まれた。

キュレーション事業の草分けは2チャンネル、問題を起こさないわけがない。ヤフーなどは係りがおり、吟味してから、ニュースサイトなどに掲載している。やはり、コストをかけなければ、こういう結果になる。

IT大手・DeNAが、女性向け人気サイト「MERY」の全記事を、7日から非公開にすると発表した。
非公開に追い込まれたDeNAのキュレーションサイト「WELQ」「iemo」「Find Travel」「cuta」「UpIn」「CAFY」「JOOY」「GOIN」「PUUL」「MERY」の10サイト。

MERYは、記事に無断転載や規約違反の可能性があるとして、大半の記事を非公開にしながらもサイト運営は続けてきた。
しかし、問題に巻き込まれるのを避けるため、MERYとのコラボ企画を取り下げた企業も出てきていた。
DeNAは今回の決断の理由を「企業としての信頼を回復する最善の道」と説明している。

DeNA、当初は「問題ない」
 コラボ企画を取り下げたのは、サンリオピューロランド(多摩)。サンリオは、同園で、11月29日からMERYとのコラボ企画「instagramキャンペーン」を始めていた。

来園者が、園内で撮影した写真を「#ぴょこのる_MERY」とハッシュタグをつけてインスタグラムに投稿すると、抽選でプレゼントが当たる企画。

 しかし、その29日にDeNAが、根拠の不確かな医療情報を載せていた「WELQ」の公開を停止に追い込まれた。しかし、サンリオ側にはDeNAの担当者から「MERYは運営方針がWELQとは異なるので問題ない」と説明があったという。

「非公開になれば迷惑に」
 しかし、事態は深刻化していた。12月1日にはDeNAがさらに8サイトの公開を停止。サンリオはMERYでも大量の記事削除が行われていることを知り、DeNAに連絡を取ったが、MERYの公開が続くかどうか確証の持てる返事は聞けなかったという。

 サンリオは「DeNA内部で今後の方針が定まっていない。仮にキャンペーン途中でMERYが非公開になれば、お客様にご迷惑がかかる」と判断した。
コラボの取り下げをDeNAに依頼し、12月3日からキャンペーンの内容を変更した。

写真をインスタグラムに投稿する際のハッシュタグは「#ぴょこのる_ピューロ」に変わり、キャンペーン名からもMERYの名前は消えた。

信頼回復、険しい道
 MERYが得意とするファッションの分野は、髪形や洋服、靴など、様々なジャンルがあり、ユーザーはピンポイントでそれらの情報を検索で探してくる。

 多様化するユーザーのニーズに対して、MERYは一般ユーザーがつくった大量の「まとめ記事」を用意することで、集客に結びつけてきた。

 検索結果で上位にくるコンテンツを揃えることで、若い女性からの支持を集め、その影響力を広告収入だけでなく、企業とのコラボなどに結びつける戦略をとってきたMERY。サンリオとの企画もその一環に位置づけられる。

 その根幹である「まとめ記事」に無断転載や内容の誤りなどが有る可能性が発覚したことで、ビジネスモデル自体を揺るがしかねない事態になっている。

DeNAは、外部専門家による第三者調査委員会をつくり、サイト運営の実態を調べるとしている。MERYはトップページで「重要なお知らせ」の告知を始めた。
告知文では「現時点では、復帰の具体的な目処が立っておりませんが、一日も早い復帰を目指し、誠心誠意努めて参ります」と利用者に訴えている。

広告収入以外のビジネスにも波及した今回の問題。
DeNA以外にも、サイバーエージェントやリクルートが運営するメディアでも記事の非公開は相次いでおり、各社とも早急な対応を求められている。
LINEは韓国資本でもあり、独断と偏見で続けるという。

以上、
報道参照

DeNAの株価は3日前場の終値で3115円、どう見てももっと落ちる。

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[ 2016年12月 6日 ]

 

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