アイコン 鶴岡市に坂茂氏設計の「サイエンスパーク」起工式 ヤマガタデザイン開発

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バイオ産業の集積地として、今後、国内外から多くの研究者が集まることが見込まれる山形県鶴岡市に、研究者の生活環境を整えようと、宿泊施設や子育て支援施設などを備えた「サイエンスパーク」が建設されることなり、5日に起工式が行われた。
慶應義塾大学先端生命科学研究所や、タンパク質による「合成クモ糸繊維」の研究開発を進めるベンチャー企業スパイバーなどが進出する鶴岡市には、今後、国内外から多くの研究者が集まることが見込まれている。

こうした研究者やその家族の生活環境を整えようと、市内の不動産開発企業「ヤマガタデザイン」は、研究所や企業に隣接するおよそ14ヘクタールを新たに開発し、「サイエンスパーク」として整備を進めていて、5日は起工式が行われた。

建築家の坂茂さんが設計した「サイエンスパーク」は、温泉やクリニックなどを備えた宿泊施設、それに、子育て支援施設なども建設される予定で、地域の人たちも利用できるという。
サイエンスパークは、再来年夏のオープンを予定している。

鶴岡市は15年前、サイエンスパークとして計21ヘクタールを整備する計画を立てている。
このうち7ヘクタールあまりに、これまで慶應大学の研究所やベンチャー企業などが建設されている。
ヤマガタデザインでは、残りの約14ヘクタールを、約100億円をかけて民間主導で整備することにしている。
以上、

日本の良さでもあり、悪さでもある全国各地に、公共投資の一環で官主導により器造りが続けられているサイエンスパーク、そろそろ、全国のサイエンスパークを数ヶ所にまとめ、その場で研究を有機的につなげる施設造りを行わなければ、急速に進展している世界の技術についてはいけなくなるだろう。
公共投資によるこうした開発は、箱あるきで、研究者を分散させてしまうものにもなっている。鶴岡市では、民間も開発しており、更なる研究機関の進出が望まれる。

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[ 2016年12月 6日 ]

 

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