中国への古紙輸出の西東京通商 3.5億円の所得隠しで重加算税
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リサイクル資源の輸出入専門商社「西東京通商」(東京都豊島区)が、中国への古紙輸出事業などを巡って東京国税局から約3億5000万円の所得隠しを指摘されたことがわかった。
重加算税を含む法人税の追徴課税は約1億円。中国の関係会社に対する経費名目での多額の支払いが架空と判断された。
西東京通商は、古紙などのリサイクル資源を回収して中国に輸出し、現地の紙業会社などに販売している。
西東京通商はこの事業に絡み、中国の関係会社名義の金融口座に多額の海外送金を行っていた。支払いの名目は「海外手数料」で、経費計上して税務申告していたという。
しかし、同国税局の調査で、支払い先の関係会社の業務に実態がなかったことが判明。同国税局は経費の一部が架空だったと認定し、2015年4月期までの7年間で約3億5000万円の所得隠しを指摘した。
会社概要
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商号
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株式会社西東京通商(英語名:Nishi Tokyo Tsusho Co.,Ltd.)
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所在地
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東京都新宿区西新宿6-5-1新宿アイランドタワー5F
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代表取締役
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肖 勁東
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設立
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平成15年5月14日
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資本金
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1,800万円
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事業内容
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1.製鉄原料用鉄屑及び非鉄金属屑の輸出販売
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2.製紙原料用古紙の輸出販売
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3.プラスチック原料及びプラスチック屑の輸出入販売
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4.中古繊維屑の輸出販売
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注冊証書番号
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A392040881(進口廃物原料境外供貨企業注冊)
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ISO 9001認証取得
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取引銀行
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三菱東京UFJ銀行、みずほ銀行、りそな銀行、商工中金、巣鴨信用金庫
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[ 2016年12月14日 ]
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